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- ラウンド中のアルコール摂取に潜むリスク… “命の危険”は決して大げさではありません
「久しぶりのラウンド! 景気づけにとりあえずビール!!」なんてゴルファーの方々も多いでしょう。開放感も相まって、ゴルフ場で飲むお酒は不思議とおいしく感じるものですが、ラウンド中のアルコール摂取には大きなリスクが潜んでいるといいます。
「のどが渇いた」は脱水症状が始まっているサイン
長い時間をかけて回るラウンドでは自分が思っている以上に多くの汗をかいていて、体内の水分量が不足している状態でのアルコール摂取は、体に大きな負担がかかります。

理由としては、アルコールには非常に強い利尿作用があり、水分が体の外に排出されやすくなるためです。
例えば1リットルのビールを飲んだ場合、「アルコール」「カリウム」「水分」の相乗効果によって、体からは1.1リットルの水分が失われるとも言われています。アルコールを分解するためにも体内の水分が必要になるので、アルコールを飲めば飲むほど体は水分不足に陥ってしまうのです。
このような状態に陥ってしまうと、脳や心臓などの血管に負担がかかり、熱中症や心筋梗塞などの引き金となってしまうことも。お酒を飲んでしばらくすると「のどが渇いてきた」といった経験をしたことがある方も多いでしょうが、この「のどが渇く」という状態は、すでに脱水症状が始まっているサインと言えます。
始めはのどの渇きや体のだるさ、めまいなどの症状が主ですが、水分が失われると体内の血液濃度が上昇。いわゆる“血液ドロドロ”状態になり、血行が悪くなります。
すると、軽度の体調不良だけでは済まされず「脳梗塞」や「心筋梗塞」などといった非常に危険な病気を誘発する可能性もあるのです。
そのため、ラウンド中にビールなどのアルコール飲料を頻繁に飲みながらプレーしているゴルファーは「お酒の量を減らす」「アルコールを摂取した分より多くの水分を取る」といった対策が必要不可欠。大げさかと思うかもしれませんが、大きな病気と隣り合わせの状態でプレーしていることになっているのです。
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