スコアが悪いのはマジメ過ぎるから!? ラウンド前に必要な「勇気のいる練習法」とは？

　マジメなゴルファーなら、ラウンドするコースの下調べをサイトなどで行う人も多いはずです。せっかく事前にコースの下調べをしたのなら、「仮想コースラウンド」のつもりで一球ずつクラブを持ち替えて練習するのもオススメです。

　大まかで構わないので、ナイスショットを打ったらセカンドが何番ぐらいになるのか？池やバンカーを避けるためにはどの方向のミスは許されるのか？　など、イメージだけでも把握しておくといいと思います。

　その際、マジメに練習している人ほど「スイングフォームを考えない勇気」が必要です。普段の練習で作ったフォームを信じて、ラウンドが近い時には細かく考えないようにして欲しいです。

　こんな話をすると、「スコアにスイングは関係ない」、「ラウンドだけの方がスコアメイクできる」と考えるかも知れません。練習によって、スイングやリズムの再現性をアップできた人ほど、実際のラウンドではマネジメントやショットに集中できます。「準備（練習）」と「実践（ラウンド）」のバランスが、スコアメイクには役立つと考えてはいかがでしょうか。

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。