プロを真似してるつもりなのに現実は…なぜアマチュアゴルファーのスイングはダサくなってしまうのか?

動きに無駄がなく、体全体を使ってしなやかに振るプロゴルファーのスイングに、憧れを抱くアマチュアゴルファーは少なくないでしょう。それに引き換え、スマホで動画を撮った自分のスイングを見て、愕然とした経験を持つ人も多いかもしれません。なぜアマチュアのスイングはダサくなってしまうのでしょうか。

普通のアマチュアがトッププロのスイングを真似することは不可能に近い

「ちょっと後ろから俺のスイング動画撮ってよ!」友人に撮影してもらった動画を自身で確認して、スイングのダサさに落ち込んでしまった経験がある人は少なくないのではないでしょうか。テレビやYouTube等の動画で見るプロゴルファーのスイングは、スイングスピードが速く、体全体をしなやかに使ってボールを打っていきます。

ちゃんと打ててれば恰好なんてどうでもいいじゃないか、とも思いますが… 写真:AC
ちゃんと打ててれば恰好なんてどうでもいいじゃないか、とも思いますが… 写真:AC

 しかし、アマチュアゴルファーの大半は手打ちになってしまったり、下半身をうまく使えていなかったりと、お世辞にもキレイなスイングとはいえません。なぜアマチュアはスイングがダサくなってしまうのでしょうか。レッスンプロの山本昌夫氏は、以下のように話します。

「よくいるのは、自分に合ったスイングを模索しないで、なんとなく好きなプロゴルファーのスイングを真似して、おかしくなってしまう人が多いです。たとえば、タイガー・ウッズが全盛期のときは、みんな『タイガーみたいに打ちたい!』といった感じで、スイングをコピーしようとしましたが、結局、誰ひとり実現することはできませんでした」

「冷静に考えれば当然のことで、タイガーは身長185センチあり、体型から骨格、筋肉量すべてが日本人とは違いますよね。そもそも馬力が違うのだから、一般の人が同じように振ろうとすれば、スイングはむしろ崩れていきやすいです」

 しかし山本氏は、自分と体型の似たプロゴルファーのスイングを真似ることは、効果的であるとも話します。

「僕は身長が低いほうなので、同じような体型の倉本昌弘選手を参考にしていました。レッスンプロに教わる場合も、同じような体型の人に教えてもらうほうが、体の使い方が似ているので、お互い教えやすいし教わりやすいです。なるべくPGAの資格をもったティーチングプロに月に1回30分でもいいので、スイングチェックをしてもらうのがおすすめです。実は、練習場で我流でやみくもに球数を打っていくよりも、結果的には安く効率的にスイングを改善できる場合も多いです」

 YouTube動画等でプロのレッスン動画を見る場合も、なるべく体型が似ているプロやコーチ一人に絞って見ていきます。昨今では、さまざまなティーチングプロがレッスン動画を投稿していますが、いろいろな理論を取り入れてしまうと情報過多になり、スイングが崩れてしまうこともあります。

オーバースペックのクラブを振っていることもダサいスイングの原因!?

【写真】マナーだけでも上級者に! ベテランでも意外と正しくできてない「バンカーのならし方、レーキの置き方」

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レーキをかける場合は柄をなるべく平行にしてならす 写真:Getty Images
レーキはバンカーの外に置くのが最も一般的 写真:AC
バンカーの内側にフチと平行に置くパターン 写真:AC
レーキのヘッドをバンカー内に入れ、柄の部分をフチと垂直に置くパターン 写真:AC
ちゃんと打ててれば恰好なんてどうでもいいじゃないか、とも思いますが… 写真:AC
クラブのスペックが合っているか、一度チェックしてみるべきかもしれません 写真:AC
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