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- 子どもの習い事に「ゴルフ」の選択肢を 技術の向上だけじゃない将来に役立つスキルがてんこ盛り
子どもの習い事に「ゴルフ」を検討している方もいるでしょう。現在活躍しているプロゴルファーは幼少期からゴルフを始めているケースも多いですが、子どもがゴルフを習うことで得られるメリットは何があるのでしょうか。
「客観的な視野」や「戦略的な思考力」の習得が見込める
「将来プロゴルファーになってくれたら…」「親子でゴルフを楽しめたら…」そんな思いから子どもにゴルフを習わせたいと考えている方もいるでしょう。実は、ゴルフには子どもの成長を促す多くのメリットが存在しています。
ゴルフではスイングをする際、腕や背中、腹筋などの筋肉を使います。スイングを繰り返すことでこれらの筋力が強化されますし、コースを歩いてプレーすることも多いため、心肺機能の向上にもつながるでしょう。
さらに、ゴルフのスイングには正確なバランス感覚が必要とされます。スイングの反復練習を通じて体幹が鍛えられ、バランス感覚の発達が見込めるのもポイントの一つ。一見動きの少ないゴルフですが、実は身体的な要素を多く必要とするスポーツなのです。
ルールのほかに、紳士的なマナーが求められるスポーツでもあるゴルフは、スポーツマンシップや他者への思いやりなどを学ぶことができるでしょう。正確なスイングやパッティングには高い集中力が求められるので、集中力の向上にも役立ちます。
ゴルフは長時間のラウンドを回る中で自己管理が必要とされるスポーツであり、自分の精神や身体の状態を正しく見極める客観的な視野も必要。子どもがゴルフを習うことで身につけられるこれらのスキルは、ゴルフ以外のスポーツや日常生活でも役立つでしょう。
また、他のプレーヤーと一緒にラウンドをすることが一般的でもあるので、他者とのコミュニケーションやプレーなどを通じて、社交性の発達が見込めます。大会などに参加すれば緊張感を味わいながらプレーすることにもなり、このような経験は人間関係の構築やコミュニケーション能力において、プラスの影響を与えることが考えられます。
ショットを放つ際は、球を意図した方向へ打ち出すために風向きや地形、距離などを考慮しなければなりません。少ない打数でラウンドを進めていくために、グリーンを読む力やクラブの選択など、プレー中に考えなければならないことは膨大です。経験と失敗を繰り返すことで培われる戦略的な思考力は、将来の大きな助けになるでしょう。
近年のプロゴルフ界には、有望な若手選手が次々と現れていますが、プロになるには多大な努力や練習が必要であり、また競争が激しいのも事実です。
親が前のめりになりすぎて「将来は絶対にプロゴルファーにさせるんだ!」と縛りつけるのではなく、技術的な面以外でもさまざまなスキルが習得できるスポーツとして、子どもの習い事に「ゴルフ」を検討してみてはいかがでしょうか。
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