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- アウトとインの進行スピード差が大きく影響!? ゴルフ場のハーフ休憩時間が毎回異なるワケ
1時間以上の時もあれば、40分程度の時もあるゴルフ場のハーフ休憩時間。この大きな時間の違いは、どのような理由で起こっているのでしょう。
逆にハーフ休憩が短くなるのは、アウトコースとインコースの進行ペースがアンバランスになったことが原因のケースがほとんどです。
18ホールのゴルフ場では前半がアウトコースなら後半はインコースです。アウトもインもトップスタートが7時30分の場合、ゴルフ場としては両方とも2時間15分ペースの9時45分に前半ハーフが終了するのが理想的です。
最終組が10時38分スタートだとすると、後半ハーフのスタート時間を10時45分に設定します。そうするとハーフ休憩がちょうど1時間です。
でも、アウトスタート組が9時45分に上がってきたのに、インスタート組が10時までかかることもあります。このアンバランスさを解消するために、前者のハーフ休憩を1時間、後者のハーフ休憩を45分にします。そうすると両方とも後半ハーフのスタート時間を10時45分に設定することができるからです。
ハーフ休憩が45分というのは短めではありますが、食事が終わらないほどではありません。ササッとレストランへ行き、「早めに出せるメニューは何ですか?」と聞き、料理が来たら普通のペースで食べれば大丈夫です。
もし同伴者の中に高齢者や体の不自由な方がいて、短い時間では食事が終わらない可能性がある場合は、マスター室のスタッフに相談すれば配慮してくれることもあります。
前後の組の順番を入れ替えれば、ハーフ休憩を長くすることはできます。そのぶん後ろの組のハーフ休憩が短くなるのですが、昨今はハーフ休憩が短いほうが好まれる傾向が強いので(これには地域差もあります)、ゴルフ場も快く対応してくれることが多いです。
ハーフ休憩が長かったり、短かったりするのがこのような仕組みで決まっていることを知っておけば、マスター室前で一喜一憂することなく、冷静に受け入れることができるようになるでしょう。
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