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- パー5で「3打目は得意な距離を残す」なんてムリ!? コースマネジメントのワナとその対処法とは?
中上級者とビギナーや女性ゴルファーで意見が分かれるのが「パー5」の難易度とスコアメイク術。特に3打目で「得意な距離を残す」というセカンドショットのコースマネジメントは、中上級者にとっては当たり前でも簡単なことではありません。ビギナーや女性ゴルファーにとって最善なパー5のマネジメントはあるのでしょうか?
パー5の3打目は「ピンチにしない」ことが重要
パー5の3打目は、セカンドショットがうまくいきすぎて苦手な距離が残ってしまうこともありますが、欲張らなければパーオンできるチャンスでもあります。
100切りを目指すビギナーや女性ゴルファーに注意して欲しいのは、自信がない距離を残してしまっても、大オーバーや深いバンカー、池などの「大トラブル」だけは避けることです。
特にパー5への苦手意識が強いゴルファーなら「ボギーならOK」と割り切り、3打目でグリーンに乗らなくても「近くまで行けばいい」ぐらいのメンタルで臨んでもいいでしょう。
もし3打目がフルショットできる距離に残っていたら、「パー3」のつもりでショットに臨みましょう。ティーアップしていないぶん難しいと感じても、「グリーンの近くまで行けばOK」と思えばプレッシャーは軽減するはずです。パー4のセカンドショットと比較すれば、難しくない番手で打てるはずです。
机上の空論どおりに「パー5だから簡単」とはならないのが、ほとんどのアマチュアゴルファーのスコアメイクです。「難しい」や「やさしい」などと打つ前から決めつけず、「今できることをやる」のが現実的なコースマネジメントではないでしょうか。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。
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