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- 必要なのは運と実力そして“経済力”!? ゴルフ場の「クラブチャンピオン」にまつわるお金の話
競技ゴルフを志すゴルファーなら、誰もが一度は手にしたいと思う「クラブチャンピオン(クラチャン)」のタイトル。「クラブ選手権」に出場して決勝まで勝ち進んだ場合、いったいどのくらいのお金がかかるものなのでしょうか、専門家に聞いてみました。
競技ゴルファーの憧れ“クラチャン”。入会から3カ月で上り詰める猛者も
メンバーシップの各ゴルフ場で、年1回行われる「クラブ選手権」。競技ゴルフに関心のあるゴルファーなら誰もが、その栄冠を勝ち取ってみたいと思うのではないでしょうか。
アマチュアゴルファーにとって一つの憧れである「クラブ選手権」で優勝すると、ご存じのとおり“クラチャン”(=クラブチャンピオン)と呼ばれることになり、クラブを代表する名手として他のメンバーから一目置かれる存在となります。

クラブ入会後、“クラチャン”を目指すためには、まずそのクラブが定める出場資格をクリアしている必要があります。
その基準はゴルフクラブによって若干異なりますが、大抵の場合、ハンディキャップによる制限が設けられているようです。このほか、入会後のプレー回数や、その年のクラブ競技に何回参加しているかなどを問うゴルフ場もあります。
“クラチャン”の栄誉を手にしたプレーヤーは、クラブハウス内のチャンピオンズボードに名前が刻まれます。ゴルフ場によっては、“クラチャン”専用駐車場や専用ロッカーが用意されることもあります。
また、関東ゴルフ連盟に加盟しているゴルフ場なら「関東倶楽部対抗」、関西や中部などのゴルフ連盟に加盟しているゴルフ場なら「インタークラブ」といった、団体公式競技への参加が可能になったり、日本ゴルフ協会に加盟しているクラブの“クラチャン”になれば「全日本クラブチャンピオンズ 報知アマ」への出場が可能になったりします。
技術面、精神面ともに充実を極めた、まさに「クラブの顔」ともいえる “クラチャン”ですが、クラブ入会後、どのくらいの研鑽を積めばなれるものなのでしょうか。
「技術はもちろんですが“運”を引き寄せる力もないと、なかなかなれるものではないでしょう」と語るのは、四半世紀に渡りゴルフ会員権の売買を専門に行ってきた加賀屋ゴルフ代表の前田信吾さん。
「クラブに長く所属して練習に励めば、いつか“クラチャン”なれるチャンスが巡ってくるというものではありませんからね。『力』も必要ですが『運』もないとダメ」
「僕が知っているなかでの最短は、令和2年6月に僕がお手伝いさせていただいたIさん。日本海カントリークラブ(新潟県)に入会後、その年の9月にクラブチャンピオンになられました。入会後、わずか3カ月です」
マッチプレーの対戦相手とは一生モノの友情が芽生えることもある
クラブ選手権の競技形式はゴルフ場によって異なる場合もありますが、一般的にはまず予選が36ホール、もしくは27ホールのストロークプレー形式で行われます。多い場合は100人程度、少ない場合でも30~40人のプレーヤーがエントリーするようですが、この予選を勝ち抜いて残れるのは上位16人のみ。
その翌週、この16人がマッチプレーによる決勝トーナメントに進みます。1、2回戦は18ホールのマッチプレー形式で午前午後の一日で行われることが多く、この勝者4名が翌週の準決勝へと進みます。準決勝以降は36ホール、または27ホールのマッチプレー形式で行われ、各ブロックの勝者2名が次週の決勝へと駒を進めます。

予選から決勝までは毎週行われることが多いので、約1か月の戦いを経てクラブチャンピオンが決まる計算になります。仮に前出のようなスタイルで行われるとすると、優勝者は少なくとも144ホールを戦い抜いた勝者ということになります。
前田さんによると、予選で採用される総合的なスコアで勝敗を決めるストロークプレーに対し、準々決勝や準決勝、決勝で行われるマッチプレーでは、各ホールで勝ち負けか引き分けかを決めなくてはならないため、より高い集中力が求められるのだとか。
またフィールドの全員を相手とするストロークプレーとは異なり、マッチプレーは一対一の戦いになるので相手の心理を読む力も求められるそうです。
「その一打で沈んだり浮上したり。ゴルフのマッチプレーは、まさに人生の縮図ともいえるんじゃないですか。ゴルフから人生を学ぶことは本当に多いですね。マッチプレーでは、そんな濃い時間を対戦相手とともに過ごすわけですから、この対戦を機に友情も生まれやすいんですよ」
ちなみに前田さんが所属する龍ヶ崎カントリー倶楽部(茨城県)では、プレー後にレストランでマッチプレーの勝者が敗者に食事(多くの場合は『鰻重』)を振る舞う習慣があるといいます。
「『今日は勝たせていただいてありがとうございます』という感謝の気持ちを込めた素敵な習慣ですよね。試合が終わってすぐ帰っちゃうんじゃなく、食事をしながらプレーを振り返り、ゴルフ談義に花を咲かせるんです。ここで互いの距離がグッと縮まり仲良くなれるというわけです」
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