- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- グリップは想像以上に不潔で劣化も進行 ゴム系の手入れは「洗剤でゴシゴシ」 樹脂系には意外なものが効果!?
普段からゴルフクラブのグリップをお手入れしていますか? 「あまりやってない……」という人も多いかもしれません。正しいグリップのメンテナンス方法を、ゴルフクラブのオーダーメイドやフィッティングを行う大蔵ゴルフスタジオ代表の市川雄一郎氏が解説します。
グリップはラウンドの度に手入れをしよう
プレー終了後、コースのスタッフの方がクラブヘッドを拭き取ってくれる光景はよく見かけます。また、シューズについてもエアガンなどでしっかりお手入れを行っているゴルファーがほとんど。ところが、グリップのお手入れをする方はあまり見かけません。
スイング時、グリップはプレーヤーとゴルフクラブの唯一の接点。普段から行うべきメンテナンス方法を、ゴルフクラブのオーダーメイドやフィッティングを行う大蔵ゴルフスタジオ代表の市川雄一郎氏が解説します。
※ ※ ※
ショットの度に握るグリップは、汗や汚れなどが付着しやすい場所。ゴム製のグリップは想像以上に汚れています。ラウンドや練習の後には、除菌ティッシュなどでこまめに拭くなどして、日々のメンテナンスをしっかり行うようにしましょう。そして使用期間を延ばし、握り心地を維持するためには、定期的なしっかりとしたメンテナンスをすることをオススメします。
グリップで使用される素材は大きく2種類。ゴム(ラバー)とエラストマー系(樹脂系)があります。ゴム(ラバー)は昔からある一般的なタイプ。エラストマー系は手への衝撃を軽減する能力が高く、滑りにくいという利点があり、ゴムよりも価格が高めであることが多いです。
一般的なゴムのグリップは、水で薄めた中性洗剤を布や雑巾に含ませ、固く絞ってからゴシゴシとしっかり拭いてください。拭いた後は陰干ししてください。
エラストマー系の手入れには、ホームセンターなどで売っている速乾性のブレーキパーツクリーナーがおすすめです。多めにティッシュに吹きつけ、拭き取るとしっとりとした握り心地が蘇ります。
ただし、両タイプともに、硬くなったり滑りやすくなったりした場合には交換が必要。グリップはモデルによって重量が違う場合がありますし、グリップ交換をすると振り心地が変わりますので、専門家に相談することをおすすめします。
【解説】市川雄一郎
GDOにて多くのゴルフメーカー、パーツメーカー、プロゴルファーを取材し、ゴルファーへ最新の情報を発信する仕事にかかわる。すべてのゴルファーに合うクラブを作りたい。その思いで2011年に大蔵ゴルフスタジオ町田をオープン。2016年大蔵ゴルフスタジオ世田谷をオープン。さらに2020年には大蔵ゴルフスタジオハワイをオープンしている。大蔵ゴルフスタジオ公式HP/www.ogs-p.jp/
最新の記事
pick up
ranking