最強94期生から目が離せない!? 櫻井心那が2試合を残して下部ツアー賞金女王を確定

　国内女子下部ツアーにあたるステップ・アップ・ツアーの賞金女王が櫻井心那に決定しました。ここまで15戦中5試合で優勝、圧倒的な強さを見せつけ2試合を残しての戴冠となりました。

　櫻井心那は2004年2月14日生まれの長崎県出身の女子プロゴルファー。同学年プロの中では最も誕生日が遅いため、現時点では「最年少女子プロ」ということになります。

　高校時代は全国高校選手権で優勝するなど活躍はしていましたが、同学年に尾関彩美悠、梶谷翼、佐藤心結、竹田麗央などがいたため、目立つ存在ではありませんでした。

　しかし、プロになってから実力が開花。6月の「ECCレディスゴルフトーナメント」の優勝を皮切りに、9月と10月にそれぞれ2勝を挙げ、10月26～28日に行われた「宍戸ヒルズレディース森ビルカップ」の12位タイという成績で、見事賞金女王を決めました。

　2戦を残した時点での獲得賞金は2461万4100円（10月29日現在）で、2位の宮澤美咲に約1000万円の差をつける圧倒的強さでした。

　そんな櫻井心那がJLPGA（日本女子プロゴルフ協会）の公式インスタグラムに賞金女王決定メッセージを寄せていました。

「櫻井心那です。2試合を残してステップ・アップツアーの賞金女王をとることができました。今週（宍戸ヒルズレディース森ビルカップ）はアイアンショットが悪かったので、1週間調整して残りの試合もしっかり優勝目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

　既にレギュラーツアーにも4試合出場、8月の「北海道meijiカップ」では最終日最終組を経験している櫻井心那。今後の活躍から目が離せない女子プロの一人になりそうです。