「8回表から泣いていた(笑)」 阪神Vに感涙の勝みなみが1カ月ぶりの国内ツアーに意気込み | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

「8回表から泣いていた(笑)」 阪神Vに感涙の勝みなみが1カ月ぶりの国内ツアーに意気込み

米ツアーが主戦場の勝みなみが国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」に出場する。8月のCAT Ladies以来の参戦となるが、プロアマ戦後の囲み取材では、阪神タイガースの話題でもちきりだった。

「どこでもいいから始球式をやってみたい」

◆国内女子プロゴルフ<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 9月22~24日 利府ゴルフ倶楽部(宮城県) 6569ヤード・パー72>

 米ツアーを主戦場にする勝みなみが、国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」に出場する。21日のプロアマ戦後に取材に応じた勝は、8月のCAT Ladies以来の国内ツアー参戦に気合い十分だ。

8月のCAT Ladies以来の国内ツアー参戦となる勝みなみ 写真:Getty Images
8月のCAT Ladies以来の国内ツアー参戦となる勝みなみ 写真:Getty Images

「ショットはかなり良くなってきている。あとはパター次第。構えが決まらないとラインが出なくなるので、構えから試行錯誤しています。手の位置や体重のかけ方、ボールの位置でイメージが変わってくるので、そこら辺のイメージを取り戻していきたい」

 先週の1週間はオフにあてたというが、彼女にとって忘れられない1日があった。

「『栄光の懸け橋』が流れる前から泣いていました。耐えきれなくて(笑)」

 生粋の“阪神ファン”で知られる勝。自分の話題よりも、阪神のリーグ優勝について聞かれると、もう話が止まらなかった。

「8回表くらいから泣いてました。1回引いて、また最後泣いてみたいな(笑)。リーグ優勝を見たのは初めてです。以前の優勝の時、私はまだ6~7歳のときなので、まだ阪神ファンになる前の話ですね(笑)」

 阪神の強さについてもあれこれと分析するなか、「もうどこでもいいから始球式はやってみたい!」とアピール。「高校生の時にオファーがあったみたいですが、アマチュアだったのでダメだったみたいです」というエピソードも。

 とはいえ、まずは今週、日本のファンに向けて米ツアーで培った技術を見せつけたいところだ。

「ショットは以前によりも良くなってきているので、あとはパター次第という感じです。ここで結果を残して米ツアーに戻りたい」

“阪神優勝”のような感動を次は自分が見せる番だ。

勝 みなみ(かつ・みなみ)

1998年7月1日生まれ、鹿児島県出身。渋野日向子、畑岡奈紗、原英莉花らツアーを席巻している「黄金世代」の一人。2014年の「KKT杯バンテリンレディス」で、アマチュアながらJLPGAツアー史上最年少優勝(15歳293日)を達成し注目を集める。17年のプロ入り後、翌年の「大王製紙エリエールレディスオープン」でプロ初優勝。22年「日本女子オープン」で史上3人目の大会連覇を達成。明治安田生命所属。

【実際の写真】リアル脱出ゲーム? まさかの「開く」ボタンがないエレベーターに遭遇した勝みなみ 実際の投稿

【写真】前回の国内ツアー参戦CAT Ladiesでの勝みなみ

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CAT Ladiesが約5カ月振りの国内女子ツアー参戦となった勝みなみ。18位タイの成績を収めた 写真:Getty Images
8月のCAT Ladies以来の国内ツアー参戦となる勝みなみ 写真:Getty Images
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