- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 19歳・櫻井心那が圧巻の6バーディーで急浮上 「今が一番調子悪い」と語った初日から巻き返しに成功できた理由
国内メジャー「日本女子オープン」の大会2日目、櫻井心那(さくらい・ここな)が76位タイから23位タイに急浮上。スコアを5つ伸ばしたその要因とは?
「イメトレしたんです。いいときの動画を見て…」
◆国内女子プロゴルフ<日本女子オープン 9月28日~10月1日 芦原ゴルフクラブ 海コース(福井県) 6528ヤード・パー72>
“イメージトレーニング”効果で、櫻井心那が日本女子オープンの大舞台でも上位を見据えている。

今季3勝と躍進しているが、4週前のゴルフ5レディスの優勝以降は調子を落としていた。その翌週、地元・長崎で行われた日本女子プロゴルフ選手権では初日に出遅れ、追い上げて20位タイ。以降も28位タイ、14位タイと結果以上に調子の悪さを感じていた。
今大会も初日は3オーバー・76位タイと、予選落ちすら気になる出遅れ。「ショットの調子がすごい悪くて、最後まで耐えて耐えての1日でした。今が一番調子が悪いんです」と口にしたほどだ。
「タイミングとかボールの位置、アドレス…試合をやっていくうちにズレてきている。でも、上がり2ホールでいいショットが打てたので、修正できていると思います」と最後には顔を上げてコースを離れていた。
それが2日目は、6バーディー、1ボギーでプレーし、通算2アンダーの23位タイまで浮上。予選落ちどころか、上位も狙える位置まで巻き返した。
その理由を尋ねる前に、はにかみながらもうれしそうに打ち明けた。
「昨日(28日)、イメトレしたんです。いいときの動画を見て、化粧水のボトルを握っていろいろやってみて…」。スイング的に一番良かったと感じている、RKB×三井松島レディスの時の動画を繰り返し確認し、毎日つけているメモを見ながらいいイメージを取り戻した。
昨年、ステップ・アップ・ツアーで史上最多の5勝を挙げて賞金女王となり、その資格で今季前半戦の出場権を獲得。結果を出して試合に出続け、資生堂レディスで初優勝。その後、楽天スーパーレディース、ゴルフ5レディスと勝ち星を重ねて、現在メルセデス・ランキング5位につけている櫻井は、今季大きく成長している。
だが、結果が出たからこそ、その後には別の苦しみもある。「今日(29日)はラウンド中苦しくなかったです。でも昨日は苦しくて…」と語った言葉が、その気持ちを表している。
今回のようなイメージトレーニングをこれまでしていたわけではなかったが、苦しい中で自ら編み出した策で元気を取り戻した。
「練習してしっかり調整します」。輝くような笑顔が導くさらなる上り調子。通算10アンダーで首位に立つ菊地絵理香とは8打差があるが、ムービングデーの3日目、そして最終日に向けて、19歳の櫻井に弾みがついた。
櫻井 心那(さくらい・ここな)
2004年2月13日生まれ、長崎県出身。2021年11月、プロテストに合格。尾関彩美悠、佐藤心結らと同期のJLPGA94期生。22年はステップ・アップ・ツアーを主戦場とし、下部ツアー年間最多記録となる5勝を挙げた。23年は資生堂レディスでJLPGAツアー初優勝。楽天スーパーレディース、ゴルフ5レディスでも勝利し、10代で通算3勝を挙げる史上3人目の快挙を達成した。ニトリ所属。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking








