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服部真夕はなぜアプローチだけ“左打ち“なのか? 転機となった出来事から下部ツアー優勝までの軌跡
国内女子ツアー通算5勝の服部真夕。2008年から11シーズン保持したシードを手放した彼女も今年で36歳になる。アプローチを左打ちに変えたエピソードについて聞いた。
「ゴルフショップで購入した左打ちウェッジ」
「左打ちアプローチ用のウェッジ、実はゴルフショップで買ったものを今もずっと使い続けているんですよ(笑)」
そういって笑顔を見せるのは今年3月で36歳を迎える服部真夕。今さら何も隠すこともないという表情で、むしろ堂々としていた。

「成績が出なくなってからは、周りも私がイップスだったと分かっていたと思います。グリーン周りからはパターもユーティリティーも使って、色々と試行錯誤していましたけど、“左打ち”のアプローチは最終的に行きついた場所でした」
ツアー通算5勝の実績を持つベテランは、2015年の「CAT Ladies」を最後に優勝から遠ざかり、2018年には11シーズン保持したシードから陥落。19年は獲得賞金0円と絶不調のどん底にいた。それでも21年にはステップ・アップ・ツアー「SkyレディースABC杯」で6年ぶりの優勝も手にした。今はまだシード復帰こそ果たせていないが、主戦場のステップ・アップ・ツアーをメインにゴルフを続けている。
そんな中、昨年のQTファイナルで42位に入り、今季レギュラーツアー前半戦への出場が回ってくる位置にいる。
「今まで出たQTで一番いい成績だったんです。今年の前半戦はレギュラーツアーをメインに戦える位置にいる。オフも理学療法を使ったトレーニングで可動域を上げて、アイアンとドライバーの飛距離が戻ってきました。すごく充実しています」
充実ぶりは昨年の成績とデータを見ればよく分かる。23年の平均ストロークは「71.7692」。22年の「75.6023」と比較すると別人とも思えるほど。ステップ・アップ・ツアーでは4位が2回、8位が2回で、トップ10入り4回と結果がついてきた。
その要因の一つといっては大袈裟かもしれないが、「パターでのアプローチ」と「左打ちアプローチ」という選択肢が増え、これを自分のモノにできているのは大きいはずだ。
2014年から狂い始めたアプローチ
「服部プロのバッグを初めて担いだのは2013年。専属キャディーを始めたのは14年から」と教えてくれたのはプロキャディーの呉本里恵子氏。服部と出会って約10年という長い付き合いになるという。
「どんな時も淡々とやって一つひとつ努力して進んで行く。私が逆に成長させてもらっている」と本人を前にして照れ笑いしていたが、服部も「クレ(呉本)さんなくして、私は今ここにいないと思います」と認めるほど。
ここからは2人の絆から生まれた左打ちアプローチ誕生の話だ。服部がアプローチイップスに悩み始めたのは、2014年シーズン。
「ちょっとおかしいなと思い始めたシーズンで、そのうち思い通りに打てるだろうと思っていたのどんどんひどくなって……」
「それでもシードが取れていたのはショットがよかったからなんです。グリーンに外すことを考え始めてからは、ショットにもプレッシャーがかかってしまった。そしたらドライバーもアイアンも曲がって、すべてがイップスのようになったんです」
それが顕著に表れたのは2015年。この年、服部は「CAT Ladies」で優勝しているが、シーズン序盤に9試合連続予選落ちも経験している。
「ドローをフェードに変えてよくなってきて優勝できたのですが、そうなるとまた欲が出る。それでドローに戻したらショットが狂い始めたんです」(服部)
アプローチに関しては完全に迷宮入り。「アドバイスをくれる方もいましたが、打ち方を変えても何をしてもよくならない。それの繰り返しで、どんどん難しい方向にいって、何がなんだかわからなくなってしまった。私も頑固なほうですが、とんでもない状況を打破したくて、1回は聞いて試そうとがんばりました。それでも思い通りにいかなかった」(服部)
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