- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 【独占】「ツアープロには戻らない」森田理香子がそれでも6年ぶり復帰を決心した理由 「QT挑戦」も明言
今月29日から開幕する「ダイキンオーキッドレディス」に主催者推薦で出場する森田理香子(もりた・りかこ)。実に6年ぶりのツアー復帰に世間の注目が集まるなか、復帰を決心したきっかけや心境の変化などについて独占インタビューに答えてもらった。
昨年、師匠・岡本綾子と再会して涙
――昨年12月、師匠の岡本綾子さん率いるソフトボールチームで集まったことをインスタグラムで報告していました。何かお話はされましたか?

特別、何か話したとかはないんです。岡本さんは「来る者拒まず去る者追わず」の方なので。私は本当にリスペクトしていますし、昔も今もずっと変わらない。ソフトボールの集まりにも、快くおいでと言ってくれました。岡本さんに会って、顔を見た瞬間に涙が出て……。すごくうれしかったです。
――いろんな思いがあふれ出た瞬間ですね。
私が休養している間も誕生日の時や年末年始のあいさつで連絡もしていたのですが、やっぱり実際に会うと込み上げるものがありました。
――今はツアー出場権を持たない状況ですが、今後はどのような人生設計を立てていますか?
今年は「ヤマハレディースオープン葛城」も推薦をいただいているのですが、出られる試合があれば出たいと思っています。それにQT(予選会)にも出場します。QTを突破していってランキングがつけば推薦以外でも、レギュラーツアーだけでなく、下部のステップ・アップ・ツアーにも出られますよね。まずは、そういう状況をつくっておきたいんです。その上で、さまざまな仕事をしつつ、この週は空いてるから試合に出るということもできる。だからといって結果を残せるそんな甘い世界ではない。ただ、いろんな生き方があっていいと私は思っています。
「100人いても、好かれるのは1人でいい」
――つまりツアーにフル参戦するような状況に戻る考えはないということでしょうか?
私はツアープロには戻りたくないんです。ガツガツ、バリバリにやる感じはまったくなくて、むしろ、マルチに活躍したいって思っています。ツアー解説もしたり、レッスンもしたりして。そのほうが自分に向いてると感じています。今も変わらず仕事を頂けているので、それをこなしつつ、自分の練習も続けて推薦などをもらうほうが、気持ち的にもうまく試合に入れる感じがあります。
――それでも「もっと試合に出てほしい」とか、例えば成績や結果によっては心ない声が届くこともあるかもしれません。
応援してくれるファンの声はすごくありがたいですし、とても感謝しています。もちろんツアーは真剣勝負の場なので、結果によってはいろんな声が出てくるのも覚悟しています。賞金女王のときは“らしく”いなきゃと肩ひじ張っていたし、結果が出ないことがすごくつらくて恥ずかしいとか思ったりもしました。昔は100人いたら100人に好かれなあかんと思っていたのですが、でも今は100人いても、好かれるのは1人でもいいやって思うぐらいになりました(笑)。34歳はまだ上の人から見たら、子どもかもしれませんが、昔の自分よりも成長したかなって思っています。
――34歳からのツアー復帰は珍しいケースです。やるからには結果を出したいとは思いますが、あらためて開幕戦に向けた意気込みを聞かせてください。
自分でも初めてのことなのでドキドキしています。いま34歳で、まだ私より上の選手はいますが、今の女子ツアーは20代の選手がたくさん活躍しています。そう思うとすごく歳を取ったなって思うのですが、無駄な歳の取り方はしてないと思うんです。ツアーから一旦は離れましたが、その分、大人になったとは思います。新たな一歩というか、今までやったことないことをするという感じなので、どうなるかは自分でも分からない。すごく緊張すると思うのですが、なんとなく、自信はあります。気持ち的にはすごい気楽なので、思い切り試合を楽しみたいです。
※ ※ ※
待望されていた元・賞金女王のツアー復帰。どんな結果になるとしても、森田は新しいプロゴルファー像を見せてくれそうだ。今月29日の女子ツアー開幕を刮目したい。
森田 理香子(もりた・りかこ)
1990年1月8日生まれ、京都府出身。2008年にプロテスト合格し、翌09年からJLPGAツアー本格参戦。賞金ランキング27位で早くもシードを獲得し、大器の片鱗を見せた。初優勝は10年の樋口久子 IDC大塚家具レディス。13年には年間4勝を挙げ、初の賞金女王に。18年を最後にツアーから遠ざかった。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking











