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- 「すごいチャンス」原英莉花が急きょ渡英し米ツアーにスポット参戦! 強風で「100ヤードを8番アイアン」!?
原英莉花(はら・えりか)が急きょ推薦によるスポット参戦が決まった米ツアー「ISPS Handa スコットランド女子オープン」の開幕前に意気込みを語った。
同週開催の国内ツアー「CAT Ladies」にエントリーしていた
◆米国女子プロゴルフ
ISPS Handa スコットランド女子オープン 8月15~18日 ダンドナルドリンクス(スコットランド) 6563ヤード・パー72
原英莉花は同週開催の国内ツアー「CAT Ladies」にエントリーしていたが、急きょ推薦によるスポット参戦が決まり、前週の軽井沢から渡英してきた。
「突然ですごくびっくりしたんですけど、ありがたいって思いましたし、すごいチャンスだなって思って。日本ツアーもエントリーしていてどうしようかなっていうのはあったんですけど、推薦をいただくことを決断しました」と心境を吐露した。
エントリー完了後に出場を辞退する場合、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から罰金(JLPGAに連絡がない場合は500万円以下、連絡をしたうえでの違反は300万円以下を審議で決定)を科されることも受け入れ、自身のSNSではファンやスポンサー、大会関係者に謝罪した。
米ツアーは16位で終えた2月「ホンダ LPGAタイランド」(サイアムCC オールドコース/タイ)以来の出場となる。「イギリスはすごく難しいイメージもありましたし、回ってみて昨日はすごく天気も荒れていたので今日が嘘のような感じで、いろいろ新鮮な気持ちです」と気持ちは切り替えられているようだ。
主戦場にする日本ツアーでは珍しいリンクスコースの印象を問われ「ホントに難しいっていう一言でしたね、昨日回ってみて。1番ホールはまだ雨も降っていなくて風だけだったんですけと、グリーン周りも強くバウンドするイメージがあったのに加えて、回っていくうちに雨が降って止まるようになっていったんですけど、強い風で100ヤードでも8番アイアンを持ったり距離のジャッジが難しかったし、どうバウンドするのかっていうコース状況のジャッジっていうのがすごく難しかった」と話した。
10月8日時点で、現在100位の世界ランキングで75位以内に入れば、エントリー予定の米女子ツアー予選会は最終ステージからの出場になるため、上位フィニッシュして少しでもランクを上げたいところ。「しっかりティーショットをフェアウェイに置くってことが、ひとつ難易度を下げるキーポイント。まずしっかり良いスタートを切れるように集中したい」と力強く意気込んだ。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の一人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には「日本女子オープン」「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」と公式戦2冠を達成した。23年はヘルニア手術を乗り越え、「日本女子オープン」を2度目の制覇。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。
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