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- 「すごく疲れました」原英莉花はロングパットの距離感に苦戦し「72」 連覇へ「明日が一番大事」【日本女子OP】
首位と5打差の2アンダー11位タイからスタートした前年覇者の原英莉花(はら・えりか)は、2日目を2バーディー、2ボギーの「72」でプレーし、通算2アンダーと伸ばせず週末に進む。
ディフェンディングチャンピオンの原英莉花
◆国内女子プロゴルフ メジャー第3戦
日本女子オープンゴルフ選手権 9月26~29日 大利根カントリークラブ西コース(茨城県) 6845ヤード・パー72
首位と5打差の2アンダー11位タイからスタートした前年覇者の原英莉花は、2日目を2バーディー、2ボギーの「72」でプレーし、通算2アンダーと伸ばせず週末に進む。
この日、原は、7時55分にインコースの10番からスタートすると、12番パー3と13番パー5で連続バーディーを奪い、勢いづくかと思われたが、17番と折り返した後の1番でボギーを喫し、トゥデイイーブンに戻しそのままホールアウトした。
「10メートルくらいのパットがけっこう続いて、その距離感が全然合わなくて、昨日よりもグリーンのスピードが出ていた分、オーバー、オーバーで、パーパットも毎回2メートルくらい残る感じだった。すごく疲れました」と息をついた。
続けて「ショットは安定していた分、パッティングがジャッジしきれなかったのが残念」と口調に悔しさを込めたが、「今のところ気持ち悪さもないですし、決勝でしっかり戦える」と、ショットの好調は続いているのが好材料。
ホールアウトした時点で、年間レース2位の山下美夢有が2日連続となる「68」でプレーし、8アンダーで首位に立っている。
チャンピオンブレザーはまだ手の届く位置にある。「あと2日間あるのでなんとも言えないですが、難しい位置ではないとは思いますし、明日が一番大事な一日になると思うので、頑張ります」。残り2日間、ビハインドを取り戻し、ディフェンディングチャンピオンの意地を見せたい。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の一人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップと公式戦2冠を達成した。23年はヘルニア手術を乗り越え、日本女子オープンを2度目の制覇。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。
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