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有村智恵と原江里菜が「風呂場で1時間もしゃべっていた」反省点と新たな悩みとは?30代女子プロ参加「LADY GO CUP」の裏側
30歳以上の45歳未満の女子プロによるツアー外競技「KURE LADY GO CUP 2025 ~Let’s Move 30’s~」が13日に関東のゴルフ場で開催され、テレサ・ルー(台湾)&吉田弓美子ペアが優勝し、賞金556万円を獲得した。
節目の10回目の開催
選手たちの笑い声と笑顔、芝生の上を走り回る子どもたち。賞金のかかった真剣勝負の場でありながらも、ふと誰もが笑顔になる光景がそこには広がっていた。

30歳以上の45歳未満の女子プロによるツアー外競技「KURE LADY GO CUP 2025 ~Let’s Move 30’s~」が13日に関東のゴルフ場で開催された。
「LADY GO CUP」は「女性が輝く社会の構築を応援していくための、女子プロゴルフミドルトーナメント」をコンセプトに有村智恵と原江里菜が発起人となって始まった。
今回は出場30人中、約3分の1が会場に設置された託児所を利用しての参戦。出産後の子育て真っ最中で、第一線から離れた選手たちにとって、賞金がかかった実戦の場に立てる「LADY GO CUP」はとても貴重な場だ。

今大会には産休中のテレサ・ルーが初出場。発起人の有村智恵も双子を出産後の復帰戦となった。有村は「良かった点は出産をしたテレサが帰ってきて、ハイパフォーマンスを見せてくれて、私たちもまだやれるというアピールになった」と笑顔を見せていた。
ツアー出場権を持たないが試合で腕試しをしたい選手もいれば、子どもがいても大好きなゴルフを楽しみたい人もいるだろう。ツアー復帰を決めて試合感覚を取り戻すための場所にもできる。30~40代の選手の参加への思いはそれぞれ違うが、認知度は徐々に高まりつつある。
優勝はテレサ・ルーと吉田弓美子ペア
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競技方式はペア15組(30人)のダブルス戦で、前半6ホールはスクランブル方式(2打目以降にベストボールを選択)、後半6ホールはオルタネート方式(交互にボールを打つ)で、計12ホールで成績上位3ペアが決勝に進出。優勝決定戦を制したテレサ・ルー(台湾)&吉田弓美子ペアが優勝し、賞金556万円を獲得した。
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とにかくコースでプレーしているとき以外は、“アラサー・アラフォー女子会”とでも言わんばかり、集まればおしゃべりと大きな笑い声がどこからともなく聞こえてくる。とにかくすべての選手が本当に楽しそうだった。
「LADY GO CUP」2022年を皮切りにスタートし、今回で10回目の開催。今では多くの企業が賛同し、「出場したい」という選手も増えているという。子育てする女性たちを応援するゴルフ大会とは社会的にも響きがいい。ただ、盛り上がりを見せる一方で「悩みは尽きない」と有村と原は口を揃える。
「本当は見ている人たちにも楽しんでもらいたい」

原がこんな思いを打ち明ける。「毎回、終わるごとに反省点と改善点を自分たちで話し合うんです。普通のトーナメントだったら、ギャラリーやファン、スポンサーファーストもありますよね。見ている人たちにも楽しんでもらいたいという思いがあって、そのバランスをずっと探しています。(有村)智恵ちゃんの中には選手ファーストという考えがあって、ただそれが行き過ぎると何かとイベントになって、ファンは競技として見られなくなる。でも競技が全面に出すぎると私たちの本当の意図が伝わらない。試合に出られない選手には出てほしいし、これを機に試合に出たいと思ってくれたり、他の仕事の糧になるというのがすごく大事。そのバランスがどこにあるのかをいつも話し合っています」。
ギャラリーを入れての試合開催は視野にいれつつも、現時点では大会規模に見合った運営のマンパワーが足りていないのが現状。選手のために始めた大会だが、いずれはファンに楽しんでもらえる要素も盛り込んでいきたい思いもある。
「出場したい」という選手の多さが悩みに
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もう一つの悩みは、意外にも「選手の出場」についてだった。有村が当時を振り返りながら、こんな問題があると教えてくれた。
「最初は選手に出てもらうためにお願いに回っていました。でも今はありがたいことに『出たい』と言ってくれる人たちが多いんです。つまりは選ぶ側になったわけですが、出場人数が限られているので、今まで協力してくれた選手に断ったりもして、もどかしさもあります。それで出場できる選手は今回、抽選して決めました。新規で参加してくれる選手を増やすことも課題。(発起人の)私と江里菜が動いていることで頼みづらさもあるのかなと思ったり(苦笑)。なので、公平に誰でもアクセスできるサイトで出場希望を募るとか、色々な方法を模索しています」
しかしながら、決してネガティブな話ではないだろう。大会の認知度が上がり、参加選手が増えているのは、30代の選手の多くが共感しているからこそ。ゴルフを続けられるならやりたいという人が多いという。
進むべき方向は間違っていない。「これからの体制をしっかりと作っていかなければいけないなって、昨日の風呂場でずっと2人でしゃべっていました」と笑っていた。
大会を終えてもなお反省点を話し続ける2人は「慣れた時こそ初心に帰れ」と、自らに言い聞かせているようだった。今年は10~12月まで毎月1回月の開催を予定しているというが、どのような形で大会が発展していくのかをこれからも楽しみにしたい。
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