起死回生のショットインイーグル!!! 臼井麗香が会場どよめく“神ワザ”披露＆笑顔弾けるカメラアピールも絶好調

　大会2日目を迎えた国内女子ツアーの第4戦「ヤマハレディース」。

　ツアー2勝目を狙う臼井麗香が“スーパーショット”を披露し、ギャラリーの視線をくぎ付けにした。

　初日を終えて3オーバーの90位タイと大きく出遅れ、予選通過のためにも巻き返しが必須となった2日目。この日はスタートから我慢強くパーを並べるも、6番で痛恨のボギー。スコアを落として前半ラストの9番パー4を迎えたが、ここで起死回生の一打が飛び出す。

　注目は第2打。ティーショットではわずかにフェアウェイを捉えられず、右のラフからの一打となったセカンドだったが、臼井が力強く振り抜いたショットはピン方向へ一直線。抜群のコントロールでグリーンに着弾し、手前からピンに向かって転がっていくと、勢いそのままにカップイン。鮮やかな“ショットインイーグル”を披露した。

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は、公式X（旧ツイッター）に「臼井麗香の9番ホール・セカンドショットは直接カップインしてイーグルに」と実際の映像を公開し、解説者も「おおーーー！ 入ったーーー!!!」「右サイドから非常に難しいんですよ今日のピン位置」と大絶賛。当の本人もカップに入ったボールを拾い上げると、ギャラリーの声援に応えながら両手を大きく広げて喜びを表現。さらに中継カメラを見つけると、目線を向けて満面の笑顔を振りまいた。

　最高の形で前半を折り返した臼井は、後半でもスコアを1つ伸ばして通算1オーバーの44位タイでホールアウト。カットラインを1打上回り、結果的に9番でのイーグルが予選通過を後押しした形となった。

1998年12月7日生まれ、栃木県出身。渋野日向子、畑岡奈紗、原英莉花らツアーを席巻してる「黄金世代」の一人。2018年にプロ入り。24年「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で黄金世代14人目の初優勝を飾った。愛称は「レイチェル」。