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【女子ゴルフ2日目】ルーキー入谷響が単独首位に浮上 「昔は自信がなくて」ツアー1位の飛距離を生かしたのは今年から!?
国内女子ツアーの今季第5戦「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」2日目、ルーキー入谷響(いりや・ひびき)が7バーディー、3ボギーでプレーして通算9アンダー単独首位に立った。
昨年のプロテストに合格した19歳
◆国内女子プロゴルフ 第5戦
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 4月11~13日 石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県) 6585ヤード・パー72
豪快なドライバーショットでギャラリーを沸かすルーキー入谷響はツアーの先輩による“OJT”(オンザ・ザ・ジョブ・トレーニング)で急成長し、初優勝に王手をかけた。
サスペンデッドになった第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われたこの日、入谷は第2ラウンドを終えて単独首位に躍り出た。7バーディー、3ボギーでプレーして通算9アンダー。昨年のプロテストに合格した19歳が安田祐香に1打差をつけて試合を引っ張っている。

武器は4試合を終えてツアーNo.1の平均257.82ヤードを誇るドライビングディスタンス。飛ばし屋として知られる葭葉ルミ(平均254.59ヤード)を上回る飛距離をこの日も存分に見せつけた。
実は、その飛距離を本当に生かせるようになったのは、ツアーに出始めてからのこと。つまりデビューした今年になってから、というから驚きだ。「昔は自信がなくてミスが頭をよぎってしまって。(第2打が)自信のある番手じゃなければ、パー5でも狙わないで刻んでたことも多かったんです」と振り返る。
それが変わったきっかけは、ツアーキャディーというプロの“相棒”とプレーするようになって安心感を得られたことによる。「話しているといいイメージが湧くんです。安心してメンタルが楽になって、積極的に狙えるようになりました」。ようやく自分の強みを生かせるようになった。
QTランキング18位で前半戦出場権を得ている今季は、開幕から4試合すべてで予選を通過。3戦目の「アクサレディス in 宮崎」では6位タイに食い込んでいる。
愛知県豊川市出身。日本ツアー48勝を誇る中嶋常幸がジュニアを育成する「トミーアカデミー」で多くを学んだ。飛距離が大きく伸びたのは高校生になってから。「練習量が増えて、(クラブを)振る量が増えたからだと思います」と、大きな武器を手に入れた。
プロになり、ツアーという舞台でプレーするようになって、それを生かす術を手に入れた。「もちろん優勝目指してやれることをやります。でも、(優勝を)目指すと縮こまるから目の前のことに集中したい」と、最終日に向けて目を輝かせている。
入谷 響(いりや・ひびき)
2005年12月21日生まれ、愛知県出身。6歳からゴルフを始め、24年のプロテストに合格。同期は都玲華、吉田鈴、青木加奈子ら。同年の「ファイナルQT」で18位に入り、25年シーズンのレギュラーツアー前半戦出場権を獲得。3戦目の「アクサレディス」では初のトップ10入り(6位タイ)を果たした。加賀電子所属。
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