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- プロ5年目の26歳・清水大成がプレーオフ制しメジャーで初優勝「自分の人生で大きな一歩になった」
首位と3打差の5位から出て「67」をマークした清水大成(しみず・たいせい)が、通算14アンダーで並んだ生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)とのプレーオフを制しツアー初優勝を遂げた。
「日本プロゴルフ選手権大会」最終日
◆国内男子プロゴルフ メジャー初戦
日本プロゴルフ選手権大会 5月22~25日 三甲ゴルフ倶楽部 谷汲コース(岐阜県) 7337ヤード・パー72
22日に開幕した日本最古のプロゴルフ競技が終了。国内男子ツアーの今季メジャー初戦として、144人が賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円を懸けて争った。

最終日を首位からスタートして「70」で回った開幕戦覇者の生源寺龍憲と、首位と3打差の5位から出て「67」をマークした清水大成が、通算14アンダーで並んでプレーオフに突入。4ホール目で、パーセーブできなかった生源寺に対し、清水がパーとしてツアー初優勝を遂げた。
清水は正規の18ホールを8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーでプレーした。1番パー5で3打目をタップインの距離につけると、3番まで3連続バーディーとした。その後、さらに4バーディーを奪い迎えた16番では痛恨のOBでダブルボギー、続く17番パー3ではティーショットをグリーン右のバンカーに入れボギー。2ホールで3つ落としたが、最終18番パー5で3打目を50センチにつけてプレーオフに持ち込んだ。
4ホールに及んだ決戦を終えると「いろんな感情があって、バーディーで決めたかったし、やっと勝てたという気持ちもあって。安心というか、やっと勝てたという気持ちです」と安どのため息をついた。
プロ5年目の26歳。これまで首位でスタートしても勝ちきれないことも多かった。「自らピンチにしてしまうことがあって、断ち切れずにいて、きょうも 16番の時にそう思ってしまいましたけど、本当に勝てて良かったです」と話した。悲願の初優勝がメジャー大会となり「大きい試合で初優勝できたことで自分の人生で大きな一歩になったと思います」と喜びを表現した。
前年覇者の杉浦悠太と前週優勝の金子駆大は、ともに首位と3打差の通算11アンダー3位で終えた。池村寛世、米澤蓮、比嘉一貴が通算11アンダーで並んだ。
首位タイから出たショーン・ノリス(南アフリカ)は「74」とスコアを落として大岩龍一、佐藤大平、細野勇策と並んで通算10アンダー9位に終わった。
出場した2大会とも2位で終えている蝉川泰果は、「日本オープン」2勝の稲森佑貴、岩田寛らと並び通算9アンダー13位タイでフィニッシュした。
2019年大会覇者の石川遼は、通算8アンダー19位タイで、堀川未来夢、片岡尚之らと並んで4日間を終えた。
<上位成績>
優勝/-14/清水大成
2/-14/生源寺龍憲
3T/-11/木下稜介、比嘉一貴、米澤蓮、金子駆大、池村寛世、杉浦悠太
9T/-10/大岩龍一、佐藤大平、ショーン・ノリス、細野勇策
13T/-9/若原亮太、大堀裕次郎、田中裕基、岩田寛、蝉川泰果、稲森佑貴
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