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PGAツアーが株式1350億円分を一部選手とOBに付与 不透明な基準に“選外”レジェンドが「なぜ俺がもらえない!」と怒り心頭
PGAツアーが営利活動を行う新会社「PGAツアー・エンタープライズ」を設立。一部の現役選手やOBにその株式1350億円分を付与する。しかし、もらえる人、もらえない人の選考基準が不透明なことで、不満が噴出している。
メジャー6勝のファルドが選外の一方で0勝のOBの名も!?
株式付与リストに無事組み入れられたレジェンドの氏名は「非公開」「秘密厳守」とされているが、すでに、どこかから漏れ出し、現状では10名ほどの名前が米メディアによって報じられている。
ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤーの名前はもちろんある。だが、故アーノルド・パーマーの名前がないのは、株式付与の条件に「現在、生存している者」という項目があるからだ。
トム・ワトソン、リー・トレビノの名前があるのも頷ける。
90年代のワールドカップで米国のゴルフファンを毎年沸かせた「黄金コンビ」、フレッド・カプルスとデービス・ラブもリスト入りしている。
カプルスは65歳、ラブは61歳。レジェンドと呼ぶには、少々若すぎる感もある。どちらもメジャー勝利数は1勝ずつで、その数字も、レジェンドと呼ぶには少ないようにも感じられる。
しかし、メジャーで一度も勝利したことがないスティーブ・エルキントンやジョン・クックもリスト入りしていて、「おそらくジェフ・スルーマンも選ばれている」といわれていることには、少々驚かされる。
その一方で、「世界最強の男」と崇められたファルドが選外となったことには、どうしても首を傾げさせられる。
そして、クエスチョンマークが浮かび上がる事柄は、それ以外にもある。
キャリアを通じたパフォーマンスが評価された選手として、カテゴリー1ではタイガー・ウッズに1億ドル、ローリー・マキロイに5000万ドル、ジャスティン・トーマスやジョーダン・スピースには3000万ドルの株式付与が決まっているといわれている。
そして、株式付与ではないが、2021年にPGAツアーが導入したPIP(プレーヤー・インパクト・プログラム)なる人気投票的なボーナス制度において、ウッズはすでに5000万ドルを手に入れたとされている。
そして、26年いっぱいで任期満了となってコミッショナー職から退くモナハン会長が毎年手にしている給料は、驚くなかれ、年間2300万ドルという破格である。
先日は、フェデックスカップ・ボーナスの配分変更が発表され、配分を決める時期を1回から3回に増やしたことで、より多くの選手にボーナスが行き渡るかに見える。
だが、トップランカーだけに合計2500万ドルが分配されることに変わりはなく、それ以外の選手には、旨味も影響もほとんどない。
結局、PGAツアーのビッグマネーは、モナハン会長やウッズを筆頭とする「あるライン」に沿って、上から下へと流れている感がある。
そして、その本流に位置していないと見なされたと考えられるファルドらが「評価もリワードもない」「もらえるものは何もない」と怒声を上げるのも無理はない。
今年6月からPGAツアーの新リーダーに就任したブライアン・ローラップCEOには、そうした不公平性を是正すべく、ビジネス手腕を発揮していただきたい。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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