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- 15戦予選落ちの稲見萌寧が「66」マークして復調気配 レジェンドが授けた金言とは?
「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」初日、今季は25試合に出場して予選通過が9試合と不調に喘いでいた稲見萌寧(いなみ・もね)が「66」をマーク。6アンダーの6位タイと好位置につけた。聞けば、前週の日本女子オープンで同組となった不動裕理と親しくなり、金言を受けたという。
同じショットメーカーだからこそより理解できた不動裕理の言葉
◆国内女子プロゴルフ 第29戦
スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 10月10~12日 東名カントリークラブ(静岡県) 6435ヤード・パー72
ツアー13勝を挙げ、20-21年シーズンには賞金女王に輝き、東京五輪でも銀メダルを獲得した稲見萌寧。その稲見が今季は25試合に出場して、予選通過が9試合に留まり、最高順位も「アクサレディス in 宮崎」の30位タイと不調に喘いでいた。
夏場にはあえて試合を欠場して休養に当てるなど、試行錯誤を繰り返していたが、今大会の初日にいきなり6バーディー、ノーボギーの「66」をマークして6位タイでホールアウトした。もちろん、今季の自己ベストであり、“稲見復活”のにおいを感じさせた。
「先週から今季のベストスコアをちょこちょこ更新できていて、ちょっとずつよくなってきている実感があります」と振り返る。今大会では20年に優勝しているが、開催コースの東名カントリークラブは決して得意なコースではないという。にもかかわらず、好スコアをマークできたのは、ある選手からのアドバイスがあったからだ。

その選手とは、ツアー通算50勝の永久シード保持者・不動裕理。前週に開催された日本女子オープンの予選ラウンドで同組となったことで、一気に距離が縮まったという。
「永久シードを取ったらホントに好きなときに好きな試合に出れるのかとか、練習でのショットとショートゲームの割合とか聞きました」。そんな流れの中で、一番心に響いたのが、「ショットが悪かったら、ショートゲームでカバーすればいいじゃん」というアドバイスだった。
「あれだけのショットメーカーがそういうのだから、絶対だなって思いました」と稲見。実際、稲見もかなりのショットメーカーだけに、不動の言葉に対して感じるものがあったのだろう。今季はショットの調子が悪くなっていただけに、ショットを練習する比重が大きくなっていた。ようやく、ショットにもめどがつき、ショートゲームの比重を大きくしようとしたところでの不動からのアドバイスだったので、「より一層ショットもショートゲームも頑張ろうと思いました」という。
ゴルフはメンタル的な要素が大きく左右する競技ではあるが、稲見の中で何かが吹っ切れたのかもしれない。そんな心の余裕がこの日のゴルフに出たのなら、明日以降のゴルフにも十分期待できる。
前週の「日本女子オープン」では久々にガッツポーズを見せたことが話題となったが、この日は封印。点数も100点満点中70点をつけた。ゴルフで100点満点はありえず、80点が満点だと考えているという稲見の中では、70点はかなりの高得点。6位タイとはいえ、首位とはまだ1打差。この調子で残り2日間を戦えば、最終日に飛び切りのガッツポーズを見せてくれるかもしれない。
稲見 萌寧(いなみ・もね)
1999年7月29日生まれ、東京都出身。10歳からゴルフを始め、2018年にプロ入り。19年「センチュリー21レディス」でツアー初優勝を果たすと、20-21年シーズンには史上3人目の月間3勝、年間8勝を挙げ初の賞金女王に輝いた。東京五輪ではリディア・コとのプレーオフを制し、日本女子ゴルフ史上初の銀メダルを獲得。22年「リシャール・ミル ヨネックスレディス」で完全優勝、23年「TOTOジャパンクラシック」で米ツアー初優勝を飾った。正確なショットと勝負強さを武器にプレーオフ無敗を誇り、24年は主戦場を米国へ移したが、25年は再び日本で戦っている。飾らない性格と強靭なメンタルで多くのファンを魅了する。
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