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- 渋野日向子、苦しみの中でも前を向く「砕けるなら砕ける」国内ツアー残り2戦で再起へ
初日首位発進から失速し40位タイで終えた渋野日向子(しぶの・ひなこ)。ショット不調に苦しみながらも「砕けるなら砕ける」と前を向く。2週連続の日本開催で再起を期す。
国内女子ツアー第30戦「富士通レディース」最終日
◆国内女子プロゴルフ
富士通レディース 10月17~19日 東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県) 6697ヤード・パー72
「もう少しパットに自信が持てれば、アメリカでやっている時よりも前向きにとらえられるのかな」――苦しみながらも、渋野日向子はポジティブであろうと踏ん張っている。

初日はパットが好調で「66」をマークし、6アンダーの単独首位発進。しかし2日目はスコアを崩して21位に後退。迎えた最終日は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの「74」と伸ばせず、通算イーブンパーの40位タイで大会を終えた。
「ショットがあまり良くなくて、パーオン率も低かった。途中まで何とか耐えていたんですけど、(8ホール目の)17番のダブルボギーで…。残念な一日でした」と、18ホールを振り返る。ショットの調子については「日替わりどころか一打替わり。もう少しましなショットを打てたらと思う」と、七転八倒ぶりを隠さない。
一方で、初日に手応えを感じたパッティングについては「定まっている感じはある」と、光を見出している。
本人がこれほど苦しんでいても、人気の高さは健在だ。米ツアーを主戦場としているため、“生シブコ”を見る機会が限られている中、この日は成績順のスタートで“裏街道”と呼ばれる10番からの組にもかかわらず、多くのギャラリーが集結。変わらぬ人気を証明した。
「たくさんのギャラリーさんに来ていただいたのに、自分らしいゴルフができなかった。ひとつでもいいところを見せようと、それが8番のショット。バーディーが取れてよかったです」と、ようやく笑顔を見せた。
今では若い選手たちの間でも当たり前に使われるようになった「ギャラリーさん」という呼び方。その“パイオニア”が渋野だ。自然にあふれる感謝の言葉が、そのまま人気の理由でもある。
8月半ばの米ツアー以来、予選落ちが続いていた渋野にとって、この日は約2カ月ぶりの最終日プレーとなった。
「予選を通って3日間できたことはよかったです。課題はたくさんあります。試合中は考えることを減らしてコースに向き合いたいけど、そうもいかない。それが邪魔しているのかな」と、葛藤を口にする。
次週からは「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」、「樋口久子三菱電機レディス」と2週連続で日本の大会に出場予定だ。
「2試合出られるのはすごくありがたい。やるべきことをしっかりやって、砕けるなら砕ける。でも結果は残したいので頑張りたい」と語る渋野。挑戦はまだ終わらない。
渋野 日向子(しぶの・ひなこ)
1998年生まれ、岡山県出身。2019年の「AIG全英女子オープン」でメジャー初制覇。同年は国内ツアーでも4勝をマークし、賞金ランキング2位と躍進した。2020-21シーズンは「スタンレーレディスゴルフトーナメント」「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で勝利。22年からは米ツアーを主戦場としている。
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