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- 緊張のピークは1週間前!? リアルな悪夢に襲われながらも… 大学4年生・佐々木史奈が挑む“逆転合格”への道筋
3日目を終えた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の最終プロテスト。「日本女子学生ゴルフ選手権」の覇者・佐々木史奈(ささき・ふみな)が「70」でプレーし、合格圏まで2打差に迫る通算イーブンパー27位タイに浮上した。
今年の「日本女子学生ゴルフ選手権」を制した佐々木史奈
◆国内女子プロゴルフ
JLPGA最終プロテスト 11月4~7日 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県) 6464ヤード・パー72
72ホールを終えて20位タイまでが合格という、タフな「JLPGA最終プロテスト」に挑んでいる同志社大学4年生の佐々木史奈。
8月末に行われた「日本女子学生ゴルフ選手権」では、2ホールにわたるプレーオフの末に優勝。すでにプロテスト1次予選のE地区を6位タイで突破していたが、日本タイトルを取ったことで2次が免除となり、最終テストに臨むことになった。
「学生王者のプライド? まったくないです。勝ったけど(プロテスト)2次免除になっただけ。みんなに『おめでという』って言ってもらった時に意識するくらいです」と自然体。こう書くと冷静に見えるが、決してそうではない。
「1次はメンタルがやられて泣きながら回ってました。(大学の)団体戦でも最終日の前に号泣して、他の大学の人になぐさめられたりしているのを先輩も後輩もみんな知ってる。今回は1週間前にピークが来て」と、早めの感情爆発を経験した。
「部活の時、プロテストの話をされると涙目になっちゃって。みんな私の弱い部分を知っているので『頑張れ』って言うと泣いちゃうのが分かってる。だから『ここまで来たのがすごいんだから、頑張らなくていいよ』って言ってくれました」と打ち明ける。

ピークが早かった分、本番には開き直って臨めている。初日は2オーバー53位タイと出遅れたが、2日目をイーブンと踏ん張ってスコアは変わらず43位タイ。ジワリと順位を上げて臨んだ3日目は3バーディー、1ボギーで通算イーブンパーと巻き返し、首位に11打差ながら“合格圏”まであと2打の27位タイにいる。
それでも、毎晩悪夢に襲われている。3日目を終えた時点で「80位タイまでの者、または20位に8打差までの者のうち、いずれか人数の多い方が最終ラウンド進出」という”足切り”があるのだが、それを2日目と勘違いして脱落した夢を見た。
2日目を終えた晩には「最後に1人(上の順位に)入って落ちた夢を見て3時半ごろに起きちゃって……それから眠れなかった」と苦笑する。
だが、裏を返せば悪夢は厄落とし。「(夢で)一度死んできたんで」と17番のバーディーまでは順調にプレーしていた。だが、イーブンパーになったことで、18番のティーショットは緊張が襲った。「左の池を嫌がって右に行ってしまった。何とかパーで上がれてよかったです」と一日を締めくくった。
「明日はどうなるかわからないけど、アンダーで回れたら。最後は運が味方してくれる。私、ゴルフだけは運がいいんです」。そう笑顔を見せた佐々木。
最終日を前にまた悪夢を見ても、さらなる厄落としにできれば合格は見えてくる。
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