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- 荒木優奈、涙のプレーオフ敗戦 畑岡奈紗との死闘を終え「最後は緊張しすぎて手の感覚がなかった」
荒木優奈が、畑岡奈紗とのプレーオフに惜敗。中断を挟む悪条件の中で堂々と最終組を戦い抜き、「最後は緊張しすぎて手の感覚がなかった」と涙をこぼした。
プレー中断中は「時間の使い方がわからなかった」
◆日米女子ツアー共催
TOTOジャパンクラシック 11月6~9日 瀬田GC 北コース(滋賀県) 6616ヤード・パー72
荒木優奈は畑岡奈紗とのプレーオフに敗れ、大粒の涙をこぼした。
「もう悔しいんだけど、なんかあっさり終わりすぎて、何とも言えないです」。プレーオフを終えた直後、荒木は言葉を絞り出した。グリーンをオーバーしたプレーオフのティーショットは「普通にいい感じに打てたと思って見てたけど、飛んじゃって。なんで飛んだかわからない」と首をかしげた。最後のパーパットについては「緊張しすぎて手の感覚がなくて…。抜けたというより、強く打てなかったのがすごく悔しい」と唇を噛んだ。

この日は長い中断を挟み、難しい時間の過ごし方にも戸惑ったという。「体が冷えたとかはなかったけど、時間の使い方がわからなかった」。それでも、3日間の戦いを振り返れば、笑顔ものぞかせる。
「アメリカツアーの大会で、最終組に入れて、雰囲気を感じられたのはすごく楽しかった。最初の3日間は自分の中でも一番いいプレーができたと思う。今日も2番でボギーを打ってから4番ですぐ取り返せたし、内容的にはすごく良かった」。
国内外のトップ選手が集う舞台で、20歳のルーキーが堂々と最終組を戦い抜いた。敗れてなお光るその涙は、確かな成長の証でもあった。

最終日は朝から雨が降り続き、グリーンやバンカーには水が浮き始めた。午前10時57分に競技は降雨によるコースコンディション不良で中断。約2時間後の午後12時58分に中止が決まり、競技は54ホールに短縮された。その結果、通算15アンダーで並んだ畑岡奈紗と荒木優奈によるプレーオフが行われることになった。
舞台は18番パー5。だが、コースコンディションを考慮し、ティーイングエリアはグリーンから130ヤード地点に設置され、実質パー3での決戦となった。ピンはグリーン奥、実測129ヤード。オナーの荒木は真っすぐピンを狙ったが、わずかにオーバーしてグリーン奥へ。続く畑岡はピン右10メートルにオンした。
畑岡のバーディーパットは2メートルオーバー。荒木もアプローチを2メートルオーバーした。勝負を決めるパーパット。しかし、緊張の一打はカップの左を通り抜けた。ボギーとした荒木を横目に、畑岡がパーパットを沈めて決着がついた。
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