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- 木戸愛、13年ぶり2勝目へ再び最終組へ “姉弟子”佐久間朱莉の女王戴冠にも刺激「すごい。私もしっかり頑張りたい」
木戸愛(きど・めぐみ)が難コンディションの3日目を「69」でまとめ、通算9アンダー2位で最終日へ。年間女王となった“姉弟子”佐久間朱莉の快挙に刺激を受け、13年ぶり2勝目と最終戦出場権を懸けて最終組で挑む。
難条件下でも光ったショットとパット
◆国内女子プロゴルフ
大王製紙エリエールレディスオープン 11月20~23日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6595ヤード・パー71
硬く速いグリーンと厳しいピン位置が選手を苦しめ、この日の平均スコアは72.3774。多くがスコアを落とす“我慢の3日目”で、35歳のベテラン・木戸愛が存在感を示した。3バーディー、1ボギーの「69」で回り、通算9アンダー。4位から2位に浮上し、最終日を首位と2打差で迎える。
木戸にとって、この日はプレーだけでなく、前日の“うれしい知らせ”も背中を押した。昨年から師事する尾崎将司の門下で“姉弟子”にあたる佐久間朱莉が、年間女王の座に就いたのだ。
「本当にすごいなって。尊敬する気持ちと、自分もしっかり頑張りたいって思ったんです。今朝“おめでとう”と伝えました」
13歳下の“先輩”の快挙に刺激を受け、木戸のプレーはキレを増した。

前半5番では右手前から9メートルの上りフックを沈めてバーディー先行。後半11番パー5では手前3メートルをしっかり決めた。12番パー3では傾斜に戻されラフまで転がるピンチも、妹との「ここはしょうがないよね」という会話で気持ちを切り替え、奥から5メートルのパーパットをねじ込んだ。
唯一のボギーは16番。しかし直後の17番パー5で、木戸に“ラッキー”が訪れる。ピンまで216ヤード、3UTと5Wで迷い、5Wを選択。フォローの風に乗った球はピンハイまでキャリーし、グリーン奥へ。OBも絡む危険なエリアだったが――。
「奥に止まってるかなって思ったら、本当にテレビ台で止まってて」
ボールはテレビ塔の足場(イントレ)に当たって静止。救済を受けてドロップゾーンから15ヤードのアプローチを1メートルに寄せ、きっちりバーディー。木戸は「イメージ通りにいった」と笑った。
「いいショットもいいパットもあって、ラッキーもあって、トータル良かったと思います」
13年124日の最長ブランクVへ
木戸が最後に勝ったのは2012年の「サマンサタバサレディース」。あれから13年。今季も7月「資生堂レディス」で永峰咲希にプレーオフ負け、8月「CAT Ladies」では1打届かずと、優勝には手が届かない戦いが続いた。
19年にシードを落として以降の低迷を脱すべく、2023年12月に尾崎将司邸を訪れて弟子入り。スイングを1から見直してきた。
今季のメルセデス・ランキングは42位でシード復活は確定。しかし、来週の最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」出場には優勝が絶対条件となる。
「初日から自分のやることに集中できているので、明日もそれをやり抜くだけ。あまり気負わず、自分のプレーをしっかりしたい」
最終日は佐久間朱莉と最終組。13年124日ぶりの2勝目となれば、ツアー史上最長ブランクV。長く語られ続けた“ブランクV”のフレーズに、ついにピリオドを打つ時が来るか。木戸愛の挑戦は、まだ終わらない。
木戸 愛(きど・めぐみ)
1989年12月26日生まれ、神奈川県出身。172センチの恵まれた身長を生かしたダイナミックなゴルフで多くのファンを魅了。2012年「サマンサタバサレディース」で念願の初優勝を果たした。
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