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- 戦線離脱から3カ月、小祝さくらが復帰を宣言「開幕戦に“出る気満々です”」――“初心者に戻って”再始動
左手首のTFCC損傷で戦線離脱していた小祝さくら(こいわい・さくら)が、公の場に登場し開幕戦での復帰を宣言。「出る気満々」と笑顔で語り、初心者に戻った感覚で再始動した近況を明かした。
イベントには約70人のファンが集まった
久しぶりの公の場でも“小祝節”は健在だった。約70人のファンを前に、来季開幕戦での復帰を力強く誓った。
7日、小祝さくらが神奈川県横浜市のゴルフ5フラッグシップストア トレッサ横浜店で行われた、契約先ルコック・スポルティフのスペシャルイベントに登場した。対象商品購入者限定30人のイベントだったが、会場周囲には立ち見のファンも詰めかけ、約70人が“推し”の復帰を見守った。
小祝は今季、「明治安田レディス」で今季初優勝を挙げたものの、翌週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」2日目、左手首痛によりプロ9年目で初の棄権。その後戦線を離脱し、9月にTFCC損傷(尺骨側手関節三角繊維軟骨複合体損傷)と診断され、手術と今季残り試合の欠場を発表していた。

久々に姿を見せた小祝に、ファンの笑顔が広がった。応援タオルや横断幕を手にした来場者も多く、トークショーからイベントは大盛り上がり。賞品を懸けたクイズやじゃんけん大会では、負けたファンに「めっちゃ落ち込んでる~」とツッコミを入れ、変わらぬ明るさで会場を包んだ。
手術は「9月24日」。当初は「ジンジンして痛かった。カギを回す動きやリュックを背負う動作も痛かった」と振り返る。それでもギプス固定中も、手首に負担のかからない下半身や体幹のトレーニングに取り組んできた。
現在は痛みも大きく軽減し、パッティングから練習を再開。小さな振り幅のショット練習はドライバーまで進んでいるという。「初心者に戻った状態です」と笑顔で語りながらも、「アプローチは手首を使うから最後って言われています」と、医師の指示を守り慎重に復帰を進めている。
気になる復帰時期については「開幕は大丈夫と言われているので、出る気満々です」と力強く宣言。1月には海外合宿も予定しており、本格調整へと歩みを進めていく。
一方で、内視鏡手術とはいえ、傷口を縫った糸はまだ「溶けている途中」だという。「楽しみよりも不安の方が多い。本当に間に合うのか心配です」と、正直な胸の内ものぞかせた。

これまで“鉄人”のようにツアーを戦い続けてきた小祝にとって、今回が初めての長期離脱。それでも「切り替えは早いので、割り切っていました」と前向きだ。旅行やユニバーサル・スタジオ・ジャパン、プロ野球観戦などオフも満喫。「生きてるだけでこんなにお金がかかるんだ、と実感しました」と“稼げない日々”も笑いに変えるのは、トッププロならではだ。
米ツアーで戦う竹田麗央との再会もあり、「一緒に映画を見ました。『栄光のバックホーム』です」と野球好きらしいオフのひとコマも明かした。
2024年はメルセデス・ランキング4位。トップ5のうち小祝を残して全員が米ツアーへ渡った中、2025年は年間女王候補の筆頭と目されていた。その矢先の戦線離脱だったが、わずか18試合の出場で14位に入った事実が、安定感の証明でもある。
故障を乗り越え、気持ちも新たに再始動した小祝さくら。変わらぬマイペースと笑顔は、完全復活への確かな予兆となっていた。
小祝 さくら(こいわい・さくら)
1998年4月15日生まれ、北海道北広島市出身。8歳でゴルフを始め、アマチュア時代には「北海道女子アマ」や「全国高校ゴルフ選手権」などで優勝。2017年のプロテストに一発合格し、LPGA89期生としてプロデビューした。19年「サマンサタバサガールズコレクション」で初優勝。以降も着実に勝利を重ね、25年7月の「明治安田レディス」で通算12勝目を挙げ、7年(6シーズン)連続優勝を達成している。安定したショットと冷静なメンタル、そして自然体な人柄でファンからも愛されている。趣味は音楽ライブ観賞や野球観戦。
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