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- 「また年間女王も狙えるかな」鈴木愛が語った“生涯グランドスラム”への覚悟 永久シードと年間女王奪還へ挑む2026年
鈴木愛が契約先ピンのファンイベントに登場。来季以降の「野望」を語った。
「今年が一番厳しい年でした」
「生涯グランドスラム」という偉業に向けた鈴木愛の気持ちは本物だ。
9日、都内で行われた契約先ピンのイベントで、ファンの前で行われたトークショー。そこで来季の目標をたずねられ「今年は2勝だったので、2勝以上を挙げたい。永久シードに向けてなるべく勝ちたい。それと、リコー(JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ)に勝ったので、グランドスラムもしたいです」
日本ではあまり使われていないが「グランドスラム」が意味するのは、公式戦タイトルをすべて獲得すること。鈴木が戦う現在のJLPGAツアーの公式戦は、「日本女子オープン」「日本女子プロゴルフ選手権」「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」「サロンパスワールドレディス」の4大会となっている。
元々、通常の大会だったワールドレディスが公式戦に昇格したのは2008年という背景もあり、公式戦が4試合となってからすべてを制している選手は1人もいない。その大目標を鈴木は口にし始めた。
2014年日本女子プロで初優勝を飾った鈴木は、2016年にも同大会を制覇。以来、コツコツと勝ち星を重ね、今年の最終戦となった「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が通算22勝目となった。

通算30勝で手にできる永久シードまではあと8勝。並行して日本女子オープン、日本女子プロで優勝してのグランドスラムを狙っている。
そのための課題が「ショットの精度を上げること」である。
「これまでのオフは、スイングの形が納得いくようにやってきましたけど、それよりもショットの精度。せっかくショートゲームが得意なのに、まだパーオン率が低くてもったいない」と口にした。
確かにスタッツを紐解くと、平均パット数1位(1ラウンドあたり28.3229)、リカバリー率3位(69.5868%)に対して、パーオン率は72位(64.9884%)。これをしっかり意識して改善し、ショットを安定させることで「また年間女王も狙えるかな」と、2019年以来3回目の頂点も視野に入れている。
「ここ数年、思うような結果にはほど遠かったけど、今年が一番厳しい年でした。オフは思った以上によかったのに(シーズンに入ると)予想以上に苦戦しました」と、1年を振り返っての、この決意。
シーズン終盤には疲労がたまり、トレーニングもできず「ゴルフに対するモチベーションがなかった。だらだらと最後まで出続けてしまった」というシーズンでありながら、最終戦優勝という形でしっかり締め、来年につなげている。
若い選手が次々に出てくるなか、経験を積んだ31歳の鈴木が「年間女王」「生涯グランドスラム」、そして「永久シード」に向けて走り出す2026年。そのためのオフシーズンは、ひときわハードなものになるに違いない。
鈴木 愛(すずき・あい)
1994年5月9日生まれ、徳島県出身。2013年にプロテスト合格し、ツアー本格デビューの翌14年に早くも初優勝を国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権」で飾る。その後も順調に勝利を積み上げ、17年、19年には賞金女王の座に輝く。25年4月に史上8人目となる生涯獲得賞金10億円突破。同年のシーズン最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を制し、ツアー通算22勝目を挙げた。セールスフォース所属。
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