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- 女子が主役の時代を証明――JLPGAが大会初3連覇、通算9勝でJGTOを上回る ~Hitachi 3Tours Championship
JLPGAが大会史上初の3連覇を達成し、通算9勝でJGTOを上回った。降雨でセカンドステージのみとなった中、オルタネート方式で結束力を発揮。河本結を中心に女子の強さを証明した。
6人がそれぞれの持ち味を発揮したJLPGA
◆国内男子・女子・シニア
Hitachi 3Tours Championship 12月14日 平川カントリークラブ(千葉県)
PGA、JGTO、JLPGAから6人ずつが選出され、ダブルスでポイント数を競い合う今大会。本来は午前に行われるファーストステージと、午後からのセカンドステージの2部構成で実施される予定だったが、ファーストステージは降雨によるコースコンディション不良のため中止となった。そのため、2選手が交互にボールを打つオルタネート方式で行われるセカンドステージのみで勝負が争われた。
競技形式はストロークプレーながら、順位はポイント制で決定。各組9ホールの合計ストロークにより、1位に6ポイント、2位に4ポイント、3位に2ポイントが付与される。最終的にJLPGAは、1組目(荒木優奈&菅楓華)が1位、2組目(佐久間朱莉&高橋彩華)が2位、3組目(河本結&神谷そら)が1位となり、合計16ポイントを獲得。大会史上初となる3連覇を成し遂げた。

2位はJGTOで、1組目(佐藤大平&小西たかのり)が3位、2組目(片岡尚之&吉田泰基)が1位、3組目(蝉川泰果&米澤蓮)が2位に入り、合計12ポイント。3位はPGAで、1組目(岩本高志&飯島宏明)が2位、2組目(プラヤド・マークセン&タマヌーン・スリロット)が3位、3組目(藤田寛之&宮本勝昌)が3位となり、合計8ポイントだった。
9番ホールで約1.5メートルのウイニングパットを沈めた河本は、「これを入れれば勝つと思いましたし、キャプテンとしてしっかり締めたかったので、入ってくれてうれしかったです」と振り返る。平均年齢23.17歳と比較的若いチームだったが、河本を中心とした結束力は強かった。
スタート前には「このオルタネート方式は、ボールが曲がりにくい女子には有利だから、気合を入れて頑張ろうと話していました」と声を掛け合ったという。その言葉通り、本戦では互いのミスをカバーし合い、随所で好プレーを披露した。
「それぞれ持ち味のあるタイプが集まったと思いますし、それがうまくはまって勝つことができました。皆がいいプレーをできたと思います」と河本。ティイングエリアが前に設定されていたとはいえ、雨でランを稼げないコンディションだっただけに、十分なハンディがあったとは言い切れない。飛距離面の不利を、セカンドショットやショートゲームで補ったことが勝因となった。
リベンジを誓ったJGTOの蝉川
今季はシニアツアーで4勝を挙げ、3年連続賞金王に輝いた宮本も、JLPGAの強さに驚きを隠さなかった。「自分は河本さんと神谷さんと一緒に回りましたが、神谷さんの飛距離には驚きましたね。あと2人とも地面からのショットがうまい。もう“すごい”しか出ませんでした」と語る。
今季は米シニアツアーを主戦場に戦った藤田も、「ここ4年ほど続けて出場していますが、やっぱり女子のレベルの高さは感じますね。バーディーをしっかり取ってくるところは、いつもすごいなと思います」と感嘆していた。
一方、JGTOのキャプテンを務めた蝉川は、悔しさをにじませながらも前を向いた。「LPGAのレベルはもちろん高いと思いますが、自分がもっといいプレーをできていれば、いい勝負ができたんじゃないかと思います」。2位に入り4ポイントを獲得したものの、最後まで納得のいかない表情を浮かべていた。
今回の結果で、通算勝利数はLPGAがJGTOを抜いて最多の9勝となったが、「LPGAだけでなく、PGAもうまいなと思います。もし来年また自分が選手として選ばれたなら、優勝して9勝に並びたいですし、JGTOが一番であることを証明したい」とリベンジを誓った。一つのイベントではあるが、互いに刺激を与え合う場として、その開催意義は十分にあると言える。
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