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- 「勝ちたいので」40歳・横峯さくらが断言 母として、アスリートとして“もう一度”頂点へ
40歳を迎えた横峯さくらが、2026年へ向け「勝ちたい」と強い覚悟を語った。母となり変化した生活と向き合いながら、スイング改良や体づくりで再起を期す。永久シードまであと7勝。
横峯のほか14人の女子プロゴルファーが参加
「勝ちたいので」。2026年の目標と、それに備えたオフシーズンについて、横峯さくらはこう言い切った。
ジュニア時代から第一線で戦い続け、12月13日に40歳の誕生日を迎えた。ジュニアのうちにツアー出場も経験。2004年にプロ転向すると、翌2005年に初優勝を挙げ、2009年には賞金女王にも輝いた。2015年からは米ツアーでプレーし、2022年から日本ツアーに復帰している。
2015年に森川陽太郎氏と結婚し、2020年には長男・桃琉(とうり)くんを出産。生活は大きく変化した。

そんな日々の中で、ツアー通算23勝目は渡米前の2014年「大王製紙エリエールレディス」。日本ツアー復帰後は、優勝もシード権も手にできていない現実がある。それでも、横峯のゴルフに対する思いは、以前よりも強くなっている。
メルセデス・ランキング93位でシーズンを終え、QT(クオリファイングトーナメント)は18位で通過。来季も第1回リランキングまで、ほぼすべての試合に出場できることが決まった。
「毎年、あそこ(QT)には行きたくないと思いながら、行ってしまう」。悔しさをにじませながらそう語る。出産を機に、アスリートとして当然だった“自分中心”の生活は一変。母となった多くのアスリートが経験するように、子どものペースを考える日々となった。そのことについても「そこに逃げていた自分がいる」と振り返り、反省とともに自分のゴルフを取り戻す決意を明かす。
再び勝利をつかむため、オフの取り組みもすでに明確だ。ここ数年悩まされてきためまいについても対策の糸口が見えつつある。アドレスでかかと体重になっていた点を修正することに、いまは力を注いでいる。
ジュニアからゴルフを始めた選手の中でもトップが大きいことで知られるが、年齢とともに可動域が小さくなってきたこととも向き合ってきた。その点についても考え方を変えたという。「マインドを変えて、深いトップはあきらめることにしました。下半身主体のスイングで、深すぎないトップを意識しています」。年齢による変化を受け入れながら、進化を模索している。
それを支える体づくりとして、今年の夏ごろからピラティスを取り入れた。「最初はすごくきつかったけど、慣れると終わった後がすごくいい感じ。使えていなかった部分が使えるようになって、体が整う感覚があります」と、その効果を実感している。

ゴルフに集中する一方で、家族3人で過ごす時間も大切にしている。試合には可能な限り家族で遠征し、JLPGAツアーが託児所を設けている大会では、桃琉くんは“常連”の存在だ。
これまで幼い息子には理解できなかったクリスマスも、今年は違う。「前はわからないままケーキを食べている感じでしたが、今年は認識するようになって。ケーキやサンタさんを楽しみにしているので、しっかりやってあげたいです」と、充実した時間を語る。
イベントや挨拶回り、撮影、チャリティー活動と多忙な12月を過ごしながらも、心はすでに来季へ向いている。ツアー通算30勝による永久シードまでは、あと7勝。「年齢は重ねていますが、やることは決まっています。勝ちたいので」。その言葉には、揺るぎない熱意が込められていた。
横峯 さくら(よこみね・さくら)
1985年12月13日生まれ、鹿児島県出身。2004年プロテスト合格。05年のライフカードレディスでツアー初優勝。09年には年間6勝を挙げ賞金女王に輝くなど、宮里藍ととも女子ツアーの看板選手として活躍。21年2月には長男を出産、ママゴルファーとしてツアーで戦いながら永久シードを目指す。ツアー通算23勝。エプソン所属。
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