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- 史上最高額となった“優勝賞金5677万円”は黎明期の378倍! 女子ゴルフツアー「優勝賞金」の変遷
国内女子ツアーで優勝賞金5677万円という史上最高額が誕生した。一方、58年前の日本女子プロの優勝賞金はわずか15万円。女子プロゴルフの賞金額はどのように拡大してきたのか。歴代の変遷と現在のビッグマネー時代の背景を振り返る。
58年前の日本女子プロは優勝賞金15万円
国内女子ツアーに新たに加わった「台湾ホンハイレディース」を制したのは菅楓華だった。手にした優勝賞金は5677万5600円。ツアー史上、歴代最高の優勝賞金額となった。
「台湾ホンハイレディース」の賞金額は米ドルで設定されており、優勝賞金は36万ドルだった。日本円への換算は大会週月曜日にあたる3月9日時点の為替レート(1ドル=157.71円)で確定。優勝賞金は5677万5600円となった。これは2021~25年「アース・モンダミンカップ」の5400万円を上回る国内女子ツアー歴代最高の優勝賞金である。
ビッグマネーをかけた戦いは強風と傾斜の強い難グリーンが選手の前に立ちはだかり、予選カットラインは2012年「日本女子オープン」(11オーバー)以来14年ぶりの2ケタオーバーとなる10オーバーとなった。4日間の平均ストロークは76.6111。最も難しかった2日目は78.3208にまで落ち込んだ。
そんな過酷な戦いを制したのが20歳の菅だった。2日目こそ76と苦しんだが、それ以外はすべてアンダーをマークして通算5アンダーは2位の佐久間朱莉に6打差をつける圧勝劇。4日間の総パット数113は全選手中最少だった。

4日間、苦しい場面は何度もあっただろうが粘り強くスコアメークした結果が昨年9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」に続く通算2勝目につながった。その“ご褒美”が5677万5600円という歴代最高の優勝賞金である。
菅の昨年の獲得賞金は1億0640万4033円で賞金ランキングは6位だった。1年間かけて積み上げた賞金額の半分以上をたった1試合でつかみとった計算になる。
国内女子初めての本格的なトーナメントは1968年に行われた「日本女子プロ」である。勝ったのは樋口久子。優勝賞金は15万円だった。「台湾ホンハイレディース」の優勝賞金はその約378倍だ。
「EARTH MONDAMIN CUP」は今年から7200万円
優勝賞金が初めて1000万円を超えたのは1984年の「マツダジャパンクラシック」。現在の「TOTOジャパンクラシック」で日米共催の大会である。
その後、2017年6月に「アース・モンダミンカップ」が優勝賞金を3240万円に増額して初の3000万円超えを記録すると、同年9月には「日本女子プロ」が3600万円で更新と、歴代最高額争いが激しくなる。
2020年に「アース・モンダミンカップ」が4320万円に増額し、翌2021年にはさらに同大会が5400万円にまで増やした。それを今回の「台湾ホンハイレディース」が塗り替えたわけだが、3カ月後にはまた新たな記録が誕生する予定になっている。15回目を迎え「EARTH MONDAMIN CUP」と大会名を英語表記にした“前女王”が賞金総額を3億円から4億円に、優勝賞金を5400万円から7200万円へと大幅に引き上げているのだ。
仮に菅が「EARTH MONDAMIN CUP」でも勝てばたったの2試合で1億3000万円近くを稼ぐことになる。20年ほど前なら賞金女王争いしている額である。
ただ、「EARTH MONDAMIN CUP」は海外メジャーの「全米女子プロ」と同週のため菅が世界ランキング等で「全米女子プロ」の出場資格を得られれば海の向こうに遠征するかもしれない。
昨年、プロデビュー2年目にしてメルセデス・ランキング4位とブレークした菅の持ち味は安定感である。昨年のトップ10入り16回は女王・佐久間の19回に次ぐ2位タイの数字。1勝の選手の中でメルセデス・ランキング最上位につけたのは、この安定感があったからだ。
その安定感に今回、単独首位から差を広げて勝ち切ったことで強さも加わってきた感がある。2年連続女王に向けて優勝、2位と好スタートを切った佐久間の好敵手として存在感を増していくかもれしれない。
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