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- PGAツアー大改革の“不安要素”とは? “終盤戦でマッチプレー”は新CEOのリスキーなギャンブルか
かねてから取りざたされてきたブライアン・ローラップCEOとタイガー・ウッズが中心になって計画しているPGAツアーの大改革。新CEOはツアーのフラッグシップ大会「ザ・プレーヤーズ選手権」の記者会見で6つのキーポイントを明かした。
「まだ決定事項は何一つない」
「PGAツアーが2027年から様変わりする」という噂が米ゴルフ界から世界へと広がったのは、昨年の秋だった。
通算5勝を誇る36歳の米国人選手、ハリス・イングリッシュが、フォールシリーズ最終戦のRSMクラシックに出場した際、米メディアに明かしたこんな内容が、瞬く間に世界のゴルフ界を駆け巡った。
「PGAツアーのシーズンの開始はNFLのスーパーボウル終了後の2月半ばが望ましい。27年以降は2月半ばにキックオフし、年間試合数は20~22試合前後になる。そして、シグネチャーイベントやレギュラーイベントといった区別はnなくなり、全試合が同列になる。試合数が大幅に減れば、出る試合を選り好みできなくなるから、どの試合もトッププレーヤーが“勢揃い”の状態になる」
イングリッシュの言葉は、あくまでも、その時点での「途中経過」だったようだが、彼が明かした通り、PGAツアーが大改革に取り組んでいることは紛れもない事実だ。

25年6月にPGAツアーのCEOに就任したブライアン・ローラップ氏は、2カ月後の8月にFCC(フューチャー・コンペティション・コミッティー=未来競技委員会)を創設。タイガー・ウッズをチェアマンに据え、27年からのツアーを劇的に変貌させるべく、精力的に検討を重ねている。
そして、そのための草案が、先週の「ザ・プレーヤーズ選手権」の開幕前の会見でローラップCEOから明かされると報じられ、選手や関係者は期待と不安が入り混じる複雑な気持ちで会見に耳を傾けた。
しかし、ローラップCEOが発表したのは、今後の方向性を示す6つのキーポイントのみで、具体的な大会名や数字はほとんど含まれていなかった。言及されなかった事柄も多々あった。イングリッシュが語った内容と似通っている点も、異なる点も、どちらも見て取れた。
ローラップCEOいわく、「まだ決定事項は何一つない」。6つのキーポイントは、現状において考えられている今後の方向性に過ぎないとのこと。だが、これら6つをつなぎ合わせることで、未来のPGAツアーのアウトラインを、ざっくりとではあるが、想像することはできそうである。
エリート選手の“1部ツアー”は21~26試合を開催予定
キーポイントの1つ目は、シーズンの構成。27年シーズンは1月下旬から9月上旬までとされ、その間に「1部(上層部)」向け大会は、メジャー4大会を含めて、21~26試合を開催予定だという。
ここでいきなり「1部(上層部)」という表現が出てきたが、27年からはツアーが2層構造になるとされており、これについては、キーポイントの5つ目で、あらためて言及される。
そして、1部(上層部)向けのこれらの大会は、現行のシグネチャーイベントと同様、ベストプレーヤーが一堂に会し、高額賞金を競い合う大会となる。現行のシグネチャーイベントは年間8試合だが、27年からは最低でもその2倍の16試合となり、メジャー4大会と「ザ・プレーヤーズ選手権」を加えると、最低でも21試合という計算になる。
ところで、2層構造になるとして、2部(下層部)の大会は、いつ開催されるのか。
6つのキーポイントでは言及されていなかったが、1月下旬から9月上旬までには32週あり、その中で1部(上層部)向けの大会が21~26試合開催されるのであれば、その合間に2部(下層部)向けの大会が行なわれると考えるのが自然である。
キーポイントの2つ目は、1部(上層部)向けの全試合を「出場者数120名、予選カットあり」という形式で統一すること。現行のシグネチャーイベントは、レジェンドゆかりの3試合は予選カットありだが、5試合は予選カットなしの少数フィールドとなっている。しかし、27年からは、16試合以上に増やされるシグネチャーイベントのすべてが、いずれも120名フィールドで予選カットありとされることで、「競争性が高められる」とローラップCEOは強調する。
3つ目は開幕戦について。西海岸の有名コースが舞台となる有名大会で、シーズンを華やかにキックオフすることを目指しているとのこと。候補とされているコースは、サンディエゴ郊外のトーリーパインズ、あるいはロサンゼルス郊外のパームスプリングスにあるPGAウエストではないかと米メディアは見ている。
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