- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 「4位になれたら」から始まった逆転劇 高橋彩華、土壇場で生まれた“18番の奇跡”
国内女子ツアーの今季第5戦「ヤマハレディース」最終日、首位と4打差の9位タイから出た高橋彩華(たかはし・さやか)が「67」をマーク。三つ巴のプレーオフを制し、ツアー通算3勝目を飾った。
最終18番のイーグルで一気に首位浮上
◆国内女子プロゴルフ
ヤマハレディースオープン葛城 4月2~5日 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県) 6510ヤード・パー72
劇的な展開の末に頂点へ――。
4打差を追う9位タイから出た高橋彩華が、最終18番でイーグルを奪って通算8アンダーの首位に並び、仲村果乃、荒木優奈との三つ巴のプレーオフを制してツアー通算3勝目を挙げた。
最終日のプレー、そしてプレーオフを振り返った試合後の優勝会見では、冷静さと努力の積み重ねがにじんだ。

ラウンドは序盤からチャンスを確実にものにした。
3番では7メートルを沈めてバーディーを先行させると、7番では175ヤードを4番ユーティリティーで2メートル、8番では145ヤードを8番アイアンで3メートルと、ショットの精度が光った。さらに11番でも2メートルを沈め、着実にスコアを伸ばした。
一方で終盤は試練もあった。14番ではアプローチで寄せきれずボギー。続く15番でバーディーを奪い返したものの、直後の16番ではバンカーからのパーセーブがかなわずスコアを落とす。
それでも流れを手放さなかったのが、この日の強さだった。
圧巻は最終18番。90ヤードから放ったショットはピン奥に落ちると、そのままバックスピンでカップイン。土壇場のイーグルで一気に優勝争いへと浮上した。
「最後はバーディーで単独4位になれたらいいな、くらいの気持ちだった」と振り返るが、スコアボードを確認するとまさかの首位。「えっ」と驚きを隠せなかったという。
プレーオフでも勢いは止まらない。1ホール目は80ヤードを58度で2メートル、2ホール目は70ヤードを同じく58度で1メートルにつけ、勝負強さを発揮した。
スタート前は「淡々と、変なプレッシャーも持たずに行こう」と自然体を意識。その裏には、オフの徹底した準備があった。「今までで一番練習した」と語り、時間の大半をショートゲームに費やしたという。「あれだけ練習したんだから」という自信がプレーオフでの支えになった。
シーズン開幕前には体調不良にも見舞われた。激しい頭痛と吐き気に襲われ、食事も睡眠もままならない状態に。「スイングのバランスも崩れて、開幕からずっとショットがおかしかった」と明かす。それでも今週は「トップ10に入れたらいいよね」と話しながらのラウンドだったというから、この優勝は本人にとっても予想外の結果だった。
今季の掲げた目標は“年間3勝”。
「複数回優勝してこそ一流だと思っている」。劇的な一打でつかんだこの1勝をきっかけに、高橋彩華のシーズンはここからさらに加速していく。(静岡県袋井市/藤森大輔)
最新の記事
pick up
-
今後ゼクシオはどこへ向かうのか? 家田社長が語る「25年」の継承と「XXIO 14」の挑戦<PR>
-
“自分で操りたい派”に刺さる? テーラーメイドの新「SYSTM2(システムツー)」パター登場! 世界的ヒット作「スパイダー」との違いは?<PR>
-
これが最新電気自動車の現実だ! 往復600キロのゴルフ旅を日産 新型「リーフ」で行ってわかった“BEVの安心感と実用性”<PR>
-
中田翔 VS. 河本力 の飛距離対決! キャロウェイの新作「QUANTUM」ドライバーで驚きの300ヤード超え連発<PR>
-
世界が認める“ゼクシオ品質”の裏側へ! ダンロップの宮崎工場で見た「誠実さが支えるクラブづくり」とは?<PR>
ranking











