- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- ラーム静観は「リブ破産→契約白紙」を狙っているから!? CEOは強気も“そっと距離を置く”利害関係者は後絶たず
ラーム静観は「リブ破産→契約白紙」を狙っているから!? CEOは強気も“そっと距離を置く”利害関係者は後絶たず
PIFによる資金支援終了が決まったリブゴルフは、2027年以降どころか今季の完走すら不透明な状況に陥っている。残り4試合の開催資金にも不安が広がる中、新たな出資者探しに奔走する運営側の苦闘と、離反する関係者たちの現実を追った。
「ラームはリブゴルフが破産申請を行うことを望んでいる」
それでもなお、オニールCEOは強気の姿勢を崩さない。
「すでに5社とミーティングを行なった。あと18社ともミーティングする予定だ。今、いろいろなコトが大きく動いている。私たちには残されている時間はあまりないが、信じられないぐらい強い興味を抱いてくれている人々が大勢いるため、大急ぎでミーティングを行なっている」
そんな言葉とは裏腹に、リブゴルフから離れていく人々のほうが目に付くことは言うまでもない。
4月にPIFからの支援打ち切りが報じられた直後、ルイジアナ大会は秋頃まで延期されることが早々に決まったが、ルイジアナ州は想定外の事態にすっかり頭を抱えている。
同州は今年からリブゴルフの大会を開催するために総額700万ドルをかけてコース改修や周辺インフラの整備などを行なう一大プロジェクトを進行中で、すでに320万ドルを投入済みだった。
今季のルイジアナ大会が開催されなくなったら、あるいはリブゴルフそのものが消滅するとしたら、ルイジアナ州としては大損を被ることになる。
そうしたダメージを最小限に抑える意味もあって、ルイジアナ大会は早々に延期が決まったのだが、もはや同州がリブゴルフに歩み寄ることはないと見られている。
歴史と伝統を誇るオーストラリアンオープンも、以前はリブゴルフとの関係を強める姿勢を見せていた。
オニールCEOが「この大会は世界で最も過小評価されている。真の価値が見出されておらず、発展もされていない。私たちリブゴルフがこの大会をビッグにする」と語って、肩入れしようとしていたからだ。
しかし、同大会は先日、「オーストラリアンオープンは、PGAツアーやDPワールドツアーとのつながりを構築・強化していく」という内容の声明を出した。
そして、リブゴルフの「顔」的存在であるジョン・ラームは、新たな出資者探しは「僕はやらない。ビジネスのことは分からない。なるようになるのを待つだけだ」と言って、クールに静観姿勢を見せている。
さらには、「ラームはリブゴルフが破産申請を行うことを望んでいる。そうなれば、リブゴルフとの残りの契約が白紙になるからだ」と報じられたばかりだ。
やっぱり「金の切れ目が縁の切れ目」ということなのだろう。リブゴルフから人々が離れていく様子を眺めるにつけ、なんとも、むなしい気持ちになる。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
最新の記事
pick up
ranking











