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- 「名前は分からないんですけど…(笑)」 21歳ルーキーを優勝に導いた“パター”とは?
倉林紅(くらばやし・こう)が史上最多7人によるプレーオフを制し、ツアー初優勝を飾った。優勝の原動力となったのは、6月の「ニチレイレディス」から投入した新しいパターだった。「ミスが圧倒的に少なくなった」と話す一本が、課題だったショートパット改善につながった。
「名前は分からないんですけど…(笑)」
◆国内女子プロゴルフ
資生堂・JAL レディスオープン 7月2~5日 戸塚カントリー倶楽部 東コース(神奈川県) 6487ヤード・パー72
21歳のルーキー、倉林紅が7バーディー、2ボギーの「67」をマーク。通算12アンダーで並んだ史上最多7人によるプレーオフを制し、ツアー初優勝を果たした。
優勝を支えた最大の武器の一つがパターだった。
「この4日間で一番活躍した1本」を問われると、「やっぱりパターだと思います」と即答。2~3メートルのパーパットやバーディーパットを何度も沈め、大混戦を勝ち抜く原動力となった。
そのパターは、6月の「ニチレイレディス」から投入した新しい1本だという。

「テーラーメイドなんですけど、ちょっと名前分かんないです(笑)。ピン型の太めのタイプです。ずっとトラスの形を使っていたんですけど、ニチレイでそのパターに替えてからショートパットがすごい良くなって、ミスが圧倒的に少なくなりました」
そのパターは、テーラーメイドの「TPコレクション ブラック デルモンテ」。従来使用していたトラスパターから変更し、課題としていたショートパットの安定感が増したことで、優勝争いでも大きな武器となった。
「決まる確率が増えて、成功イメージもついて、今週も入っていたのが良かったと思います」
優勝会見では、ショートパットの改善を初優勝の最大の要因に挙げた。
史上最多7人によるプレーオフの大舞台でも、最後までパターへの迷いはなかった。2ホール目の18番では約4メートルのバーディーパットを沈め、ただ一人バーディーを奪って決着をつけた。
「名前は分からない」と笑った一本だったが、倉林にとっては間違いなく運命を変えたパターになった。ルーキーイヤーの目標だった初優勝は、その新しい相棒とともにつかみ取った栄冠だった。
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