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- 松山英樹はメジャー2連勝ならず 全米プロは23位タイで終了
マスターズチャンピオンとして全米プロゴルフ選手権に乗り込んだ松山英樹。第3ラウンド途中までメジャー2連勝の期待がかかったが、結局23位タイでプレーを終えた。 ◆海外男子プロゴルフ<全米プロゴルフ選手権 5月20日~23日キアワアイランドゴルフリゾート オーシャンコース(サウスカロライナ州) 7876ヤード・パー72>
第3ラウンド 前半には2位に
松山英樹は、全米プロゴルフ選手権を23位タイで終えた。
メジャー初優勝を飾ったマスターズから6週間。メジャー2連勝の期待がかかる中で臨んだ大会が行われたのは、大西洋に面したサウスカロライナ州キアワアイランドリゾート、オーシャンコースで、毎日、強い風が吹きつける難しいコースだった。
松山は36ホールを終えて首位と2打差4位と絶好の位置につけた。第3ラウンドの前半には、2位になる瞬間もあったが、後半、大失速。巻き返しのかかる最終日も2番でダブルボギーを叩くなどしてスコアを伸ばすことはできなかった。結局、通算1オーバーで、優勝したフィル・ミケルソン(米)とは7打差の23位タイで4日間の戦いを終えた。
「2日目を終えていい流れにできるかと思ったんですけど、昨日(第3ラウンド)の後半でゲームを壊してしまった気がします」と、後半の9ホールを42とした第3ラウンドについて言及。最終日も「よくなったかな、というところで終わってしまって残念です」と無念さをにじませた。
次の戦いはメモリアル・トーナメント
マスターズ優勝の後は一度、日本に戻って休養した松山だが、この大会の前に渡米し、1試合プレーしている。この後も、引き続き米国でプレーする予定で、次の戦いは2014年に初優勝を飾っているメモリアル・トーナメント(6月3日~6日 オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)となる。
その2週後には次のメジャー、全米オープン(6月17日~20日 カリフォルニア州トリーパインズGCサウスC)が待ち構えている。今大会で見つけた課題を克服しつつ、さらに上を目指す松山の活躍が楽しみだ。
今大会は、1日1万人という制限付きながら観客が入って開催された。ワクチン接種を済ませた者はマスク着用の義務もないとあって、多くのマスクをせずに観戦する姿が、コロナ禍に慣れてしまった世界では新鮮だった。特に、最終組のミケルソンが、18番に上がってきたときには、後方のフェアウェーにも観客があふれだす大変な騒ぎになった。
コロナ禍が過ぎ去ったとは言い切れないが、それを吹き飛ばすような出来事だったのは確か。肉体の維持という大きな課題を乗り越えてのミケルソンの優勝は、選手生命の長いゴルフというスポーツを象徴するような出来事だった。
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