6年ぶりの2勝目へ手応えの葭葉ルミ「この感覚を忘れる前に早く優勝を勝ち取りたい」

Tポイント×ENEOSゴルフトーナメントで2位タイに入った葭葉ルミ。昨季は最高が8位タイでシードも陥落したが、前戦の7位タイ、今回の優勝争いで6年ぶり2勝目への確かな手応えを感じたようだ。

昨季シードを失うも、ここ2戦は7位、2位と好調

◆国内女子プロゴルフ<Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 3月18~20日 鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県) 6419ヤード・パー72>

 惜敗を糧にして、葭葉ルミは次へと進む。

リランキングはもちろんツアー2勝目へも弾みのついた葭葉ルミ 写真:Getty Images

 女子ツアーのシーズン第3戦「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」最終日は、激戦の末、堀琴音が優勝。葭葉は、3打差3位タイからの逆転を狙ったが、1打及ばず2位タイに終わった。

 2016年「ニッポンハムレディスクラシック」で初優勝を飾ったが、2勝目が遠い。

「(優勝争いについては)分からなかった、というのが率直な意見」と本人も語るように、久しぶりの優勝争い。昨年は賞金ランキング67位でシード権も失った。

 QTに臨み、25位で前半戦出場権を手にしてのツアー出場とあって、のんびりしてはいられない。開幕戦は予選落ちしたが、2戦目で7位タイ、今大会が2位タイと、調子は決して悪くない。この日も優勝には届かなかったが、4バーディー・ノーボギーの安定したプレーぶりを見せている。

「常に自分の調子と相談しながら、クラブ選択やマネジメントをしたことがノーボギーにつながった要因だと思う」と、好調さをしっかりと自己分析。優勝争いの中でも冷静に自分のゴルフを続けていたことがよく分かる。

飛ばし屋の葭葉もアイアン、ウェッジをカーボンに

 プロ11年目。選手の入れ替わりの激しい女子ツアーではベテランの域に入ってきただけに、好調さが体調やメンタルで左右されることを十分に意識している。それをカバーするべく、オフの間にクラブを一新。

「アイアン、ウェッジのシャフトをカーボンに変更した。シンプルにやさしくなり、ミスがミスにならなくなった」と、抜群の効果を感じている。それが2週連続トップ10入りにつながった。

「この感覚を忘れる前に早く優勝を勝ち取りたいと思う」とハッキリ宣言したのは、手ごたえを感じているからこそだ。

 3月12日に29歳の誕生日を迎えたばかり。成田美寿々、青木瀬令奈らとツアーで存在感を示した世代は、黄金世代が登場した際に揃って先輩としての意地を見せようとしてきた。だが、黄金世代以降も次々と力を見せる後輩たちを前に、今は淡々とベテランの技を見せている。

 リランキングまでの間にできるだけ結果を残さなければ、後がないQTからの出場だが、葭葉が見ているのはそこではなく、6年ぶりとなるツアー2勝目だ。

葭葉ルミ(よしば・るみ)

1993年3月12日生まれ、東京都出身。2012年にプロテスト合格し、ツアーフル参戦した14年に賞金ランキング40位で初シードを獲得した。以来シードを守り続けてきたが、20-21シーズンは賞金ランキング67位でシード陥落。ツアー勝利は2016年ニッポンハムレディスクラシックの1勝。22年はシード復活とツアー2勝目を目指しての戦いとなる。富士住建所属

【写真】Tポイント×ENEOSで躍動した堀琴音、西村優菜、内田ことこの写真

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