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- 「ここまで本当に大変だった」 イ・ミニョンが今季初優勝もコロナ禍の厳しい日々を明かす
国内女子ツアー「北海道meijiカップ」を制したのは韓国のイ・ミニョンだった。最終日、トップと1打差の3位タイから出て、通算9アンダーで逆転優勝。コロナ禍でコーチが帯同できなかった心境も告白した。
「最後のパットは本当にドキドキしました」
◆国内女子プロゴルフ<北海道meijiカップ 8月5~7日 札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)6557ヤード・パー72>
「北海道meijiカップ」最終日、韓国のイ・ミニョンは、トップに1打差の3位タイからスタート。前半は、2番パー3をバーディーで先行するも、5番パー4で3パットのボギー。
7番パー3をバーディーで立て直し、9~11番では3連続バーディーで猛追するが、15番パー4でボギーをたたいて、並んでいた横峯さくらにリードを許してしまう。

しかし、16番パー4では、ピンまで95ヤードをピッチングウェッジで1メートルに寄せるスーパーショット。このホールでバーディーを奪い再びトップに並ぶと、最終18番パー5は、2メートルのバーディーパットが残った。
「最後のパットは本当にドキドキしました。これが練習グリーンだと自分に何度も言い聞かせて打ちました」
これをきっちりと決めて、通算9アンダーでホールアウト。8アンダーで最終ホールを迎え、並ぶ可能性を残していた櫻井心那のプレーを待った。
「もうプレーオフにいくと思っていました。櫻井選手のパットも十分に入る距離だったので」
しかし、櫻井がバーディーパットを外し、イ・ミニョンの優勝が決まった。2019年の「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」以来、3年ぶりの優勝で、ツアー通算6勝目を手にした。
「本当にうれしいし信じられないです。3年間、本当に長かったですし、つらかった。とても大変でした」
コロナ禍でコーチが来日できず
イ・ミニョンには、優勝の喜びよりもつらい思い出がよみがえる。
「コロナ禍でいつも一緒にゴルフを教えてもらっているコーチが日本に来られなくなったんです。それからはずっと1人でゴルフをしていて、毎日、毎週問題があっても、解決するためのアドバイスをもらえないので、本当にしんどかった。ゴルフがうまくいったら生活も幸せですから」
そんな中、入国制限がようやく緩和され始めたこともあり、約2週間前にコーチが日本に来ることができた。そこで技術的な悩みを解消し「それがうまく良い結果につながった」と話す。
これまでイ・ボミやキム・ハヌル、申ジエなど日本ツアーを席巻してきた韓国勢だが、今季の韓国選手の優勝はイ・ミニョンが初。
日本の若手選手の台頭には「本当に技術的にもメンタル的にも、もうベテランの匂いがします」と驚く。今回の優勝した勢いで、その中に割って入っていきたい気持ちもあるが、「もっと私が学ばないといけません」とも謙遜していた。
それでも明確な目標はある。
「まだメジャーで優勝できていないのが心残り。今季はメジャーで優勝したい」
日本ツアーは今年で6年目。苦労の中、手に入れた優勝を次はメジャー制覇につなげる。
イ・ミニョン
1992年3月13日生まれ、韓国出身。2010年プロ入り。13年の「朝鮮日報ポスコチャンピオンシップ」で韓国ツアー初勝利。15年に腎臓がんが見つかり手術を受けるも、わずか1カ月半でツアーに復帰。17年から日本ツアーに参戦し、同年の「ヤマハレディースオープン葛城」で日本ツアー初勝利を挙げた。Q CELLS所属。
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