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- 女子ツアー史上最強の“秋女”は古江彩佳!? かなり特殊な勝利の方程式とは?
富士通レディースでは、最終ホールの劇的バーディーでホステスプロとして大会連覇を果たした古江彩佳。現在は米女子ツアーを主戦場として戦う古江だが、国内ツアーでは秋以降に異常なほどの強さを見せる。
古江彩佳の次なる目標は史上最速での3億円突破
さて、今回、古江は18番のバーディーで優勝を決めたのだが、富士通レディースの18番パー4はツアー屈指の難ホールとして知られている。最終日の定番となっているそそり立った壁のバンカーが待ち構える左サイドにカップが切られると難易度はさらに上がる。
実際、最終日の平均ストロークは4.5179で難易度1位。56人がプレーしてスコアを崩した選手は約半数の27人。バーディーは古江を含めたったの2人だった。
富士通レディースが現在の東急セブンハンドレッドクラブで開催されるようになった1998年以降、最終日18番でスコアを崩して優勝を逃した選手は何人もいるが、バーディーを奪った優勝者は今回の古江が初めて(プレーオフは除く)。それくらい可能性が低いことをやってのけたわけで、ツアー史に残る劇的なバーディーだったといえる。

この優勝で賞金1800万円を加え、国内の生涯獲得賞金が2億8618万3575円となり、3億円の節目まであと1400万円弱に迫った。
古江は今週のNOBUTA GROUPマスターズGCレディースにもディフェンディングチャンピオンとして出場する。同大会は賞金総額2億円、優勝賞金3600万円のビッグマネーがかかっており、単独3位以内に入れば3億円突破だ。
そうなれば、新たな記録が生まれることになる。それは、史上最速(最少試合数)での3億円突破である。
今週で古江はプロ53試合目となる。生涯獲得賞金3億円の最速記録はアン・ソンジュの55試合。記録更新のチャンスなのだ。
年齢面では現在22歳の古江よりも若い21歳で3億円に達した選手が2人いる。宮里藍と西郷真央だ。
宮里は21歳と258日で、試合数では57試合目だった。
西郷は宮里の最年少記録を塗り替える21歳8日。実はこれ、富士通レディースで誕生したばかりのホヤホヤの新記録なのだ。ただ、試合数では69試合と宮里より多く要している。
NOBUTA GROUPマスターズGCレディースの会場は古江の地元・兵庫県。2週連続大会連覇となれば最高の形で故郷に錦を飾り、最速3億円記録に花を添えることになる。今週も「秋女」がその力を見せつけるか。古江プレーから目が離せない。
古江 彩佳(ふるえ・あやか)
2000年5月27日生まれ、兵庫県出身。アマチュア時代の19年に「富士通レディース」でツアー史上7人目のアマチュア優勝を成し遂げてプロ転向。20年にプロ初勝利を飾り、アマ時代を合わせ国内ツアー通算8勝。賞金女王争いでは稲見萌寧にあと一歩及ばなかったものの、最優秀選手賞と新人賞に輝いた。今季から米国女子ツアーに参戦し、トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープンで同ツアー初勝利を遂げた。富士通所属。
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