昨年ベストアマを獲得した大会
先日の日本オープンを制し、95年ぶりの同大会アマチュア優勝、史上初のアマによるツアー2勝を成し遂げた蝉川泰果が、プロ転向を宣言。今週の「マイナビ ABC チャンピオンシップ」からプロとしてプレーする。会場のABCゴルフ倶楽部がある兵庫県加東市は蝉川の地元。
蝉川は主催者推薦での出場。同大会はアマチュアの育成に力を入れており、全国高等学校ゴルフ選手権、日本ジュニアゴルフ選手権をはじめとするジュニア大会の上位入賞者等に出場権を付与してきた。
蝉川自身も2021年に出場し、ベストアマチュア賞を獲得している。
プロ転向にあたっての蝉川のコメントは以下の通り。
「本日、プロ宣言いたしました。ファンの皆様が、私のプレーをみて、喜んでいただける、そして楽しみにしてくれるよう、今まで以上に努力を重ね、がんばっていきます。私の地元である兵庫県加東市で開催される、マイナビ ABC チャンピオンシップでプロデビュー戦を飾ることができることは、本当にうれしく思います。ここからプロとしてスタートしていきます。これからも皆様、応援よろしくお願いいたします」
蝉川泰果(せみかわ・たいが)
2001年1月11日生まれ、兵庫県出身。東北福祉大4年生。2022年4月に開催された「関西オープン」では首位で予選通過を果たすなど、プロトーナメントでも実績を残してきた。その後、6月にはABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジin福岡・雷山」でアマチュア優勝。「パナソニックオープン」では史上6人目となるレギュラーツアーでのアマチュア優勝、「日本オープン」では史上初のアマチュアでのツアー2勝目を飾った。2022年10月31日にプロ転向を宣言。