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- 渋野日向子ブレイクのきっかけ! ワールドレディス優勝者と米女子メジャーの密接な関係性とは?
国内女子ツアー最初の公式競技「サロンパスレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が始まります。今年で50回の節目を迎える歴史ある大会だが、実は米女子メジャーと不思議な関係があるといいます。
第1回大会にはローラ・ボーも参戦
今週の国内女子ツアーは公式競技(メジャー)のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップが開催される。今年で50回の節目を迎える老舗大会の歴代優勝者を振り返ると、海外メジャーとの密接な関係性が見えてきた。
ワールドレディスが公式競技になったのは2008年からだが、大会自体が創設されたのは1973年のことである。まだ試合数が少なかった時代にその名のとおり世界から多くの選手を招いての華やかな大会となった。
東京よみうりカントリークラブで開催された第1回大会にはオールドファンにはなじみ深いローラ・ボー(米国)も参戦。ミニスカート姿の“グリーンの妖精”を多数のカメラマンが追いかけていた。
その第1回大会を制したのは日本の女王・樋口久子だった。樋口は第2回大会も海外の強豪を抑えて連覇を果たすが、その後は海外勢も力を発揮して、ジャン・スティーブンソン(オーストラリア)、ベス・ダニエル(米国)、カリー・ウェブ(オーストラリア)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)らそれぞれの時代を代表するような名選手が歴代優勝者に名を連ねている。
そんな歴代優勝者の成績をたどってみると、ワールドレディスに勝ったシーズンに海外メジャーを制していることが非常に多いことが分かる。
まずは1981年のスティーブンソンだ。5月にワールドレディスに勝つと7月にデュ・モーリエクラシック(当時の大会名はピーター・ジャクソンクラシック)でメジャー初優勝を飾った。
1990年には大会2勝目を挙げたダニエルがその2カ月後に全米女子プロでメジャー初優勝を飾っている。これがダニエルにとって米女子ツアー22勝目。無冠だった実力者にとってまさに悲願のメジャー初制覇だった。
ダニエルは大会初優勝した1979年には米女子ツアーの初優勝とルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得も果たしており、ワールドレディスは自身のキャリアに弾みをつけてくれる大会になっていた。
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