最近耳にする「フィネスウェッジ」や「フライングウェッジ」って何? 新しい用語に注意すべき理由とは?

PGAツアーでは10 年以上前から「ウェッジ専門」コーチングが存在していますが、日本でも5年ほど前から「フィネスウェッジ」、「フライングウェッジ」という言葉が度々取り上げられ、「新理論」、「新打法」のように拡散されています。アマチュアが英語圏のゴルフ用語に「新語マウント」されないで欲しい、とレッスンプロたちは口をそろえます。

「下手投げイメージ」のアプローチを弾道測定機器で測ったら?

「フィネスウェッジ」でいうと、昔からグリーン周りで柔らかいアプローチをするための「手でトスするように打ちなさい」と言うアドバイスがあります。これは、弾道測定器で計測した数値のボールスピードとヘッドスピードが近くなることを、分かりやすく表現したものだと思います。と解説するのはPGAティーチングプロA級の横山健司(よこやま・けんじ)。

「手でトスする感覚」でウェッジをショットできれば、ボールスピードはヘッドスピードに近くなる
「手でトスする感覚」でウェッジをショットできれば、ボールスピードはヘッドスピードに近くなる

 どうしてもダフるからといって、ハンドファーストやダウンブローで打つのは分かりますが、極端にやり過ぎると飛び過ぎてグリーンで止まらなくなる、と生徒には昔から伝えてきました。

「フィネスウェッジ」という単語のおかげでウェッジの戦略を見直す機会ができたなら、ティーチングプロとしてはうれしいのですが、「本質」は昔も今もそれほど変わっていないという「真実」は知っておいて欲しいです。

【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。

【写真】スコアメイクを左右する! 売れ筋「中古」ウェッジランキング

画像ギャラリー

2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第1位 GLIDE3.0ウェッジ(ピンゴルフジャパン) ゴルフドゥ調べ
2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第2位 クリーブランド RTX ZIPCORE ツアーサテン(ダンロップ) ゴルフドゥ調べ
2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第3位 タイトリスト ボーケイ SM8 ツアークローム(アクシネットジャパン) ゴルフドゥ調べ
2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第4位 JAWS ウェッジ 2019 (キャロウェイゴルフ) ゴルフドゥ調べ
2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第5位 タイトリスト ボーケイ SM 7ツアークローム(アクシネットジャパン) ゴルフドゥ調べ
2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第6位 ドルフィンウェッジ DW-118 キャスコ(ゴルフドゥ調べ)
2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第7位 GLIDE FORGED ピンゴルフジャパン(ゴルフドゥ調べ)
2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第8位 クリーブランド RTX 4 ツアーサテン ダンロップ(ゴルフドゥ調べ)
2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第9位 クリーブランド RTX DEEP FORGED ダンロップ(ゴルフドゥ調べ)
2023年8月の売れ筋中古ウェッジ第10位 タイトリスト ボーケイ SM6 アクシネットジャパン(ゴルフドゥ調べ)
「フィネスウェッジ」、「フライングウェッジ」は、新打法や新理論ではなく昔から実践されていたウェッジ「クラブの機能性」に合った考え方
「ウェッジ:くさび」はクラブとしてもスイング中の形としての意味もあり、ウェッジショットの総合的戦略が「フライングウェッジ」であり「フィネスウェッジ」でもある
ウェッジのロフトを立て過ぎる「過剰なハンドファースト」よりも、ソールが機能しやすい「ちょうどよい」番手選びやスイングを行う技術的思考が「フィネスウェッジ」
「手でトスする感覚」でウェッジをショットできれば、ボールスピードはヘッドスピードに近くなる
1 2

最新記事