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- 209万円からでコスパ最高なホンダ「WR-V」! インド生まれの逆輸入車はゴルフに持ってこいのコンパクトSUVだった
多彩な魅力を持つコンパクトSUVとして人気を博しているのがWR-Vだ。ホンダ車の中でもWR-Vが特に異色の存在といえるのが、インドで現地生産・販売することを前提に開発されたという点。日本市場には逆輸入車として2023年に発売され、コスパを武器に一定の支持を得ることに成功している。
最新の運転支援システム搭載など装備に不満なし
多彩な魅力を持つコンパクトSUVとして人気を博しているのがWR-Vだ。
ホンダ車の中でもWR-Vが特に異色の存在といえるのが、インドで現地生産・販売することを前提に開発されたという点。日本市場には逆輸入車として2023年から発売され、一定の支持を得ることに成功している。

その大きな武器になっているのが圧倒的なコストパフォーマンス。車両本体価格200〜250万円という設定は、同じクラスにライバルに対して大きなアドバンテージといえる。
さすがに欧州高級輸入車などと見比べてしまうと、室内のクオリティーや快適性にややチープな印象を感じることはあるが、かといって装備内容が劣っているということはなく、たとえばHonda SENSINGのような最新の運転支援システムは全グレードに標準装備しているし、実際に使ってみて特段不便を感じることもない。
分厚く頑丈そうなフロントマスクはSUVらしく迫力があって威張りも効きそうだ。最低地上高は195ミリと十分なクリアランスを確保しているため、街中から郊外までさまざまな路面状況に対応できるし、フロントフード先端の見切りがよいので車両感覚もつかみやすい。
高いアイポイントとテレスコピック&チルトステアリングの採用で快適なドライビングポジションを取ることもできる。ハンドリングは適度にスポーティーで、フットワークは思いのほか軽快。
全車標準装備のパドルシフトを使って、エンジンブレーキを活用してキビキビと走らせることができる。1.5リッターエンジンはスペック的にはそれなりで、回せば騒音も大きくなってしまうが、街中から高速道路まで十分なパフォーマンスを提供してくれる。
日常使いからレジャーまで多彩なシーンで活躍
WR-Vの荷室は、コンパクトSUVとしては申し分ないレベル。5名乗車時でも458リッター(カタログ値)の容量を確保していて、日常の買い物からアウトドア用品の積載まで幅広く対応する。後席を前倒しすることでゴルフバッグの積載も難なくこなす。ゴルフユーティリティーは高く、その気になれば27インチの自転車や約170センチのサーフボードの積載も可能だ。

室内は開放的な雰囲気で、大人4人が快適に過ごせる設計。ゆとりのある室内高やロングホイールベースによって1クラス上の空間を確保している。肩・ヒジまわりはドアアームレスト上部をくぼませることで実寸以上のゆとりを作り出すなど、細部にまでこだわったデザインが施されている。
後席はヒザまわりに十分な余裕を確保していて、前席背もたれの下部形状を工夫することで足入れ性も向上させている。開放的な雰囲気の中で長時間のドライブを過ごすことができるだろう。日常使いからゴルフなどのレジャーまで、多彩なシーンで活躍させることができるコンパクトSUVだ。
主要諸元(Z+)
全長×全幅×全高:4325×1790×1650ミリ ◆車両重量:1230キロ ◆エンジン形式:直列4気筒 ◆総排気量:1496cc ◆エンジン最高出力:87kW(118PS)/6600rpm ◆エンジン最大トルク:142N・m(14.5kgf・m)/4300rpm ◆ミッション:CVT ◆WLTCモード燃費:16.2km/L ◆定員:5人 ◆車両価格:248.93万円(Z+)
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