- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- コラム
- W杯イングランド快進撃で全英オープンに思わぬ影響!? 決勝進出なら最終日スタート前倒しも
開催中のFIFAワールドカップで準決勝進出を決めたイングランド代表。そのお膝元で今週開催される全英オープンに思わぬ影響が出そうだと取りざたされています。
全英オープン最終日のスタート時間が早まる可能性
サッカーのFIFAワールドカップ(以下、W杯)で60年ぶり2度目の優勝まであと2勝に迫った“サッカーの母国”イングランド。同地ではほとんどの国民が期待に胸を高鳴らせていることでしょう。しかし、その一方で多少の不安を抱えながらその日(決勝が行われる19日)を待つゴルフ関係者がいます。同じ日に大会最終日を迎える全英オープンの主催者、R&Aです。
W杯の決勝戦のキックオフはイギリス時間の19日午後8時(日本時間20日午前4時)。
一方、全英オープンは例年、最終組のティーオフは午後2時30分となっています。5時間30分のタイムラグがあるので、順調ならば両イベントのテレビ観戦には支障ありません。しかし、現地観戦のファンのなかには、早めに会場を後にする人も少なくないでしょう。今回の全英オープンの会場はイングランドのリバプール郊外にあるロイヤルバークデール。リバプール市民にとっては「今年はジ・オープンよりW杯」といった思いの人も多いでしょうから。

ましてや、全英オープンがプレーオフになろうものなら、同選手権のプレーオフは4ホールのストローク合計で競うアグリゲート方式ですから、終了は1時間遅くなるのでW杯のキックオフ時間と被る可能性があります。
そうなれば、例年大勢のギャラリーで埋め尽くされる18番ホールのグランドスタンドだって寂しくなるかもしれない。
そのためイギリスのメディアによれば、イングランドがW杯決勝に進んだ場合、R&Aは最終日の競技時間の前倒しを検討しているようです。デイリー・メールはR&A関係者の話として「ただし、競技開始時間の変更はわずかで、1時間足らずにとどまるだろう。現在R&Aは中継TV局のスカイスポーツやNBCと時間変更の調整を協議する予定だが、最終的な決定は準決勝(対アルゼンチン)の結果が出るまでは下さないとみられる」と伝えています。
例年、眠い目をこすりながら深夜のTV観戦をする日本のファンにとっては、1時間でもフィニッシュが早まるのは朗報かもしれません。
フェニックスオープンのティーオフはNFLスーパーボウルのキックオフを考慮
トーナメントの開始時間に変更を強いるビッグイベントといえば、全米最大のスポーツイベントであるNFLのスーパーボウル(シーズンチャンピオンを決める決勝戦)があります。例年、同じ日にファイナルラウンドが行われるPGAツアーのWMフェニックスオープンは、スーパーボウルのキックオフ(東部時間18時30分)前に競技を終えるよう、スタート時間が調整されています。
それでも、その日に会場に足を運ぶギャラリーの数は前日の土曜日からは激減。総来場者数が史上最高を記録した2018年(19年以降、正式発表は中止)は、土曜日が21.7万人余だったのに対し、日曜日は6.4万人余。例年、ギャラリースタンドは寂しさが漂います。
さて、今年の全英オープンへの影響は? いや、その前にリオネル・メッシ擁するアルゼンチンを倒してイングランドのW杯決勝進出はあるのでしょうか?(小関洋一/ゴルフライター)
小関 洋一(こせき・よういち)
出版社、編集プロダクションを経て83年からフリーランスライターに。テレビ誌・トレンド誌などで主にスポーツに関する記事を執筆。テレビ、ラジオのスポーツ番組の構成も手掛ける。その後はゴルフ誌やネットメディアで内外の最新情報やゴルフ場レポート、ルール解説を執筆。JGAやKGA競技のオフィシャルライターも務める。東京ゴルフ倶楽部や日本ゴルフ協会の年史制作に携わっており、ゴルフ史に関する執筆機会も多い。
最新の記事
pick up
ranking











