2016年まで女人禁制! 全英女子OPを開催する超名門「ミュアフィールド」ってどんなゴルフ場? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

2016年まで女人禁制! 全英女子OPを開催する超名門「ミュアフィールド」ってどんなゴルフ場?

2022年米女子メジャーの最終戦となる「AIG全英女子オープン」。今年は8月4~7日にスコットランドの名門、ミュアフィールドで初開催されます。これに先立ち、本コラムでもおなじみの前田信吾さんが現地でプレー、知られざるミュアフィールドの魅力について話してくれた。

世界初の会員制ゴルフクラブ「ミュアフィールド」は273年間女人禁制!?

 8月4~7日に開催される「AIG全英女子オープン」。今年の米女子メジャーの最終戦となる本大会は、スコットランドの超名門「ミュアフィールド」で初開催されます。

 1744年に創設されたミュアフィールドは、世界初の会員制ゴルフクラブです。当初はスコットランドの首都エジンバラ郊外のリースにありましたが、その後紆余曲折を経て、1891年に現在のガランに移されました。

これぞリンクス、というレイアウトの超名門「ミュアフィールド」
これぞリンクス、というレイアウトの超名門「ミュアフィールド」

 ミュアフィールドは「The Honourable Company of Edinburgh Golfers」(「エジンバラのゴルファーたちの神聖なる集まり」)という正式名称を持ち、1892年から2013年までの過去16回、「全英オープン」の舞台となっています。

 セントアンドリュース、プレストウィックに次いで3番目に多い開催数を誇る名門ミュアフィールドですが、近年、欧米の名門クラブが次々に女性に門戸を開くなかで、2016年のメンバー投票において、従来通りの「女人禁制」のポリシーを貫くことを決定。

 この決定を受けて、全英オープンを主催するR&Aは、閉鎖的な考え方や運営方法に違和感を覚え、ミュアフィールドを全英開催コースのローテーションから外すことにしました。

 その翌年の2017年、ミュアフィールドは改めて女性会員を認める決議を下し、273年間貫き続けた「女人禁制」を撤廃することで晴れて全英オープン開催への復帰を果たしました。そしてついに今年、AIG全英女子オープンゴルフ選手が初開催される運びとなったのです。

ミュアフィールド開催の全英OP覇者はゴルフ史に名を残す名選手ぞろい

 ミュアフィールドでは過去に16回の全英オープンが開催されていますが、優勝者の顔ぶれも、そうそうたるものです。

 1959年のゲーリー・プレーヤー(全英OP3勝)、1966年のジャック・ニクラス(グランドスラマー)、1972年のリー・トレビノ(全英OP2勝)、1980年のトム・ワトソン(全英OP5勝)、1987年と1992年の2度もこの地で栄冠に輝いたニック・ファルドなど、いずれも偉大なレジェンドばかり。

2013年にミュアフィールドで開催された全英OPを制したP・ミケルソン 写真:Getty Images
2013年にミュアフィールドで開催された全英OPを制したP・ミケルソン 写真:Getty Images

 ミュアフィールドで行われた直近の全英オープン(2013年)を制したのは、フィル・ミケルソン。日本の松山英樹が初出場で優勝争いに絡む活躍を見せ、6位タイでフィニッシュした健闘ぶりは記憶に新しいのではないでしょうか。

 今週開催される「AIG全英女子オープンゴルフ選手権」には、2019年に全英女子OPで優勝した渋野日向子をはじめ、2021年全米女子OPを最年少で制した笹生優花、前週のスコットランド女子OPで米ツアー初優勝した古江彩佳、畑岡奈紗、西郷真央、山下美夢有、西村優菜、藤田さいき、高橋彩華、堀琴音、橋本美月、そして駆け込み出場が決まった勝みなみら、過去最多12名の日本勢が出場を予定しています。

夢の2ラウンド! ミュアフィールドでプレーを体験

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特徴的で難しいバンカーがプレーヤーを苦しめる
ミュアフィールドのドライビングレンジ
駐車場からキャディバッグを運んでくれるトラック
1番ティーイングエリア
特徴的なティーマーク
試合では選手を苦しめそうなアゴの高いバンカー
コース内には特徴的な石垣がある
フェアウェイを外すと、出すだけでも苦戦しそうなフェスキューが待ち構える
これぞリンクス、というレイアウトの超名門「ミュアフィールド」
2013年にミュアフィールドで開催された全英OPを制したP・ミケルソン 写真:Getty Images
ミュアフィールドを実際にラウンド、レポートしてくれた加賀屋ゴルフ代表・前田信吾さん
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