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- 打感が「軽い」!? キャロウェイ「JAWS RAW」ウィメンズを女性目線でインプレッション
ギア&レッスンで人気インドアゴルフレンジKz亀戸店の女性店長を務める石井さんは、ゴルフ歴4年のエンジョイゴルファー。最近は90切りするためのギアにも興味津々。そこで、話題のキャロウェイゴルフ「JAWS RAW」ウェッジの試打インプレッションしてもらいました。
女性ゴルファーにとってアプローチは飛ばしと同じくらい重要
女性ゴルファーの私たちにとって、女子プロのように遠くまでボールを飛ばしてダイレクトにピンを狙うなんて、とてもできないと考えています。
男性ゴルファーには「ティーが前にあって楽だね」なんて言われそうですが、特に体育会系でもないフツーの女性ゴルファーがレディースティーでプレーした場合、頑張ってドライバーを飛ばしてもセカンドショットでショートアイアンを使うなんて滅多にありません。
「まずは100切り」なんてプレッシャーをかけられながら、グリーン周りのアプローチで2パット圏内に乗せる事を目標にプレーしています。
キャロウェイゴルフ「JAWS RAW」ウェッジがインドアゴルフレンジKz亀戸店の男性ゴルファーにも話題になっていますが、「いつも男性用の最新モデルばかりでズルいな~」と思っていたら、何と女性用モデルもラインアップされていました。
そこで打ってみました。ノーメッキだからスピン性能でピタッと止まるというなら、いつも苦労しているアプローチでワンパット圏内に寄せられるかも知れないですから。
「硬い」や「柔らかい」ではなく「軽い」打感
キャロウェイゴルフの「JAWS RAW」ウェッジ、フェース部分が少し錆びそうな感じなのは、軟鉄素材“ノーメッキ”だからなんですね。
普通は錆びないようにメッキしていることも初めて知りました。昔の軟鉄ノーメッキウェッジは全部錆びちゃったそうですが、「JAWS RAW」ウェッジはボールが当たるフェース面だけがノーメッキで、他の部分は錆びないようにメッキしてあるんですね。
持った感じは、今使っているクラブより軽そうな気がします。男の人は「重い方が良い」なんて言いますが、女性ゴルファーはラフから打った時の衝撃で当たり負けしない方がうれしいです。
実際に打ってみると、「フワッ」って軽い打感がします。ノーメッキの方が打感が柔らかくなるそうですが、私の場合は硬いor柔らかいと言うより「軽い」からボールをきちんと運べるイメージがありました。
インドアゴルフレンジKz亀戸店の打席は、コースボールを使用してスピン量など弾道計測も出来ます。確かに同じ距離を打った場合のスピン量が少し増えたのですが、手応えで感じるのは「軽い」インパクト感覚と、フワッとボールが上がるようなフィーリングでした。
実際の芝の上から打った場合に、どんな弾道で飛んで止まるのか? この「良い感覚」が寄せワンにつながるのかが気になりました。
セットクラブのウェッジと「意地悪な」打ち比べテスト
最後に、普段使っているサンドウェッジと打ち比べてみました。打ち慣れている「ソレイユ」のサンドウェッジと「JAWS RAW」ウェッジでは素材もコンセプトも全く異なりますが、ハッキリと違いを感じることができました。
正直言ってどちらのウェッジのスピン量が多いかなどは、毎回うまく打てるわけじゃないので評価できる立場ではないです。でも、打った時の硬さというか、「JAWS RAW」ウェッジの方が柔らかく、ボールが飛ぶイメージは何となく実感できたような気がしました。
うまく表現できないのですが、「空飛ぶ絨毯」みたいなボールの飛び方でフワッと上がるのが「JAWS RAW」ウェッジ。使い慣れてるセットクラブのウェッジは比べてしまうとライナーっぽい飛び方というか「カツッ!」とトップしそうな感覚なんだなと思いました。
100切りしただけの私が、「単品ウェッジなんか使うべき腕じゃない」ことは分かっているのですが、可愛い服を見つけてコースで着たくなる感覚と男性ゴルファーが新しいクラブを手に入れてコースに向かう気持が似ているような気がしました。
まだ何回か90台でラウンド出来るようになったばかりですが、今度は「JAWS RAW」ウェッジをコースで使ってみたいと思いました。
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