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- “スマイル女王”イ・ボミは6連覇 「Sky RKBレディス」歴代受賞者に見る女子ゴルフ人気の変遷
「Sky RKBレディス」の名物企画「ベストスマイル賞」「ベストドレッサー賞」の歴代受賞者を振り返ると、イ・ボミ時代から小祝さくらら現在まで、女子ゴルフ人気の変化と“求められるスター像”が見えてくる。
賞を“独占”していたイ・ボミ
◆国内女子プロゴルフ
Sky RKBレディスクラシック 5月15~17日 福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡県) 6490ヤード・パー72
国内女子ツアー「Sky RKBレディス」では、毎年恒例となっているギャラリー投票による「ベストスマイル賞」と「ベストドレッサー賞」が、今年も注目を集めている。プレーだけではなく、ファンへの振る舞いや会場での華やかさ、親しみやすさも含めて“推し”を選ぶこの企画は、いまや大会名物の一つだ。
そして歴代受賞者を振り返ると、そこには女子ゴルフ人気の“時代の変化”が色濃く刻まれている。

なかでも圧倒的な存在感を放っていたのが、韓国出身のイ・ボミだ。
ベストスマイル賞では2014年から19年まで実に6連覇。さらにベストドレッサー賞でも2015年から19年まで5年連続で選出されており、まさに“独占”と言っていい数字を残している。
当時の女子ツアーを知るファンなら、その熱狂を覚えている人も多いだろう。プレー中に見せる笑顔、ギャラリーへの細やかな対応、韓国選手らしいスタイリッシュなウェアの着こなし。さらに愛嬌のあるキャラクターも相まって、“スマイルキャンディ”の愛称とともに日本ツアーの人気を席巻した。
小祝さくらの“天然キャラ”が人気に

実際、イ・ボミが日本ツアーで賞金女王に輝いた2015、16年頃は、女子ゴルフ人気が再び大きく盛り上がった時期とも重なる。会場には多くのギャラリーが詰めかけ、プレーだけではなく、「誰を見に行くか」という“スター性”も女子ツアーの大きな魅力となっていった。
その後、時代とともに“人気選手像”にも変化が見え始める。
2021、22年のベストスマイル賞を連覇したのは西村優菜。小柄ながら明るいキャラクターと親しみやすさで人気を集めた。23年には吉田優利がベストスマイル賞とベストドレッサー賞をダブル受賞。実力に加え、SNS世代らしい洗練された雰囲気も支持を集めた。
さらに近年、“最強の愛されキャラ”として存在感を放っているのが小祝さくらだ。24、25年とベストスマイル賞を連覇。天然キャラとして知られながらも、どこか飾らない雰囲気が幅広い世代のファンの心をつかんでいる。
河本結は2年連続受賞なるか

一方、ベストドレッサー賞では原英莉花が2021、22、24年と3度受賞。高身長を生かした華やかなウェアの着こなしは、会場でもひときわ目を引く存在だった。
そして昨年は河本結が初受賞。213票を集め、2位の小祝さくらに大差をつけた。ファッションへのこだわりや“魅せる意識”の高さは、女子ゴルフがスポーツとエンターテインメントの両面を求められる時代になっていることを感じさせる。
興味深いのは、この賞が単なる人気投票ではないという点だ。そこには、その時代ごとの女子ツアーの空気感や、ファンが選手に求める“理想像”が映し出される。
圧倒的スター性、親しみやすさ、SNS映え、ファッション性、自然体のキャラクター――。求められる魅力は少しずつ変化してきた。
だからこそ、毎年の投票結果は意外と奥深い。今年は誰が“スマイル女王”に選ばれるのか。そして“最もおしゃれな選手”に輝くのは誰なのか。注目が集まる。(福岡県糸島市/金明昱)
【ベストスマイル賞 歴代受賞者】
2013年:横峯さくら
2014~2019年:イ・ボミ
2021、2022年:西村優菜
2023年:吉田優利
2024、2025年:小祝さくら
【ベストドレッサー賞 歴代受賞者】
2013、14年:木戸愛
2015~2019年:イ・ボミ
2021、22年:原英莉花
2023年:吉田優利
2024年:原英莉花
2025年:河本結
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