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- どうせもう1回救済受けることになるのに…“無駄”と分かっても省略禁止!のゴルフルールとは?
動かせない障害物からの救済処置をしたら、そこにも動かせない障害物が…など、2段階に救済処置をしなければいけない場面は、意外と現れます。そんなとき、プライベートのラウンドでは1つ目の救済処置を端折って、いきなり2つ目から始めてしまうことも多いのでは? でも本来、ゴルフルールではそうした手順を省略することは認められていません。
暫定球があっても打ち直しに戻らなければならない

「時間の無駄」といえば、昨年の日米女子ツアー共催競技「TOTOジャパンクラシック」の初日にこんなことがありました。
渋野日向子は17番ホールのティーショットを大きく右に曲げ、ボールは奥がOBの林の方向へ。OBの可能性があったため、渋野は暫定球をプレー。そのボールはフェアウェイに置くことができました。
問題の初球ですが、幸いすぐに見つかったのですが、ブッシュのなかにあり、アンプレヤブルにするしかありませんでした。
アンプレヤブルの救済処置は、ボールがある地点から2クラブレングス内(ホールに近づかない)にドロップ、もしくはホールとボールを結んだ後方線上にドロップ。または、元の位置に戻って打ち直し、の3つです。
ところが、渋野のボールはブッシュの奥深くにあり、前者2つの救済は不可能でした。そのため、渋野は元の位置、つまりティーイングエリアに戻って打ち直しをすることになりました。
ここで「無駄」と思うのは、彼女は先に暫定球をプレーしており、そのボールはフェアウェイに止まっていたからです。そのため、その暫定球でプレーを続ければ? と思ってしまいます。
しかし、暫定球は初球がインバウンドで見つかった場合、その時点で破棄となり、ルール上は「誤球」の扱いになります。にもかかわらず、そのボールをプレーした場合は“誤球のプレー”(2罰打)となり、正球でのプレー、この場合はティーからの打ち直しをしなければ、失格となります。
ということで、ゴルフには無駄と分かっても、決められた手順を踏まなければならないことがあります。端折って、飛ばさないようにしてください。
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