「腰が硬い」とスイングバランスは保てない
昔は子供にトレーニングと称して「うさぎ跳び」や「空気イス」をやらせていた時代。そのためか、ゴルフを始める以前に腰椎分離症になってしまい、腰を痛めることが多くありました。
現在も腰を痛めているゴルファーは多いと思いますが、ものすごい練習量をこなすエリートゴルファー以外は、スイングが間違っていることが大きな原因です。

シニア世代になると、腰回りの硬さがスイングに大きな影響を及ぼします。「骨盤開脚グッズ」が巷で大人気なのも、歳をとってからでも腰回りの硬さを改善する必要があるからでしょう。
そこで、実際に「骨盤開脚グッズ」を購入し、腰回りの柔軟性とスイングの改善がどの程度できるのかを検証したいと思います。
ナイスショットの基本である「骨盤の前傾」ができる
ゴルフを始める前から腰椎分離症だったこともあり、普段から腰に負担がかからないスイングを行っていました。しかし、いいスイングには「骨盤の前傾」が正しくできて、その形をキープできるに越したことはありません。
少なくともアドレス時ぐらいは「しっかり骨盤が傾いている」姿勢を取らないと、体の回転や捻転が安定せずクラブの動きやショットの再現性が低くなってしまいます。

男性がシニアゴルファーになると、だんだんとお尻が落ちてきて骨盤が後傾しやすくなり、強くスイングするほど腰に負担がかかってしまいます。
地味なストレッチも体が硬すぎて続かない人が多いのですが、「骨盤開脚グッズ」は一人でもストレッチしやすいのが特徴的でした。
5分もすると、ウソのように腰回りがほぐれて「骨盤が立った」感じになりました。健康のためを考えれば十分なのですが、ゴルフスイングにも効果があるのか試してみました。