PGAツアーで大人気の練習グッズ「プロセンダー」 手首につけるちょっと高価な練習器具の実力とは?

PGAツアーで大人気の練習グッズ「Pro SENDR(プロセンダー)」は、タイガー・ウッズ選手のコーチを務めたショーン・フォーリー氏が監修した練習器具。剣道の小手のようなパーツとリストバンド&クッションボールがセットになっています。約3万円という高額な練習グッズ「Pro SENDR」の効果を筒康博コーチが体感しました。

慢性スライスやプッシュアウトが出なくなる!? クッションボールの効果

「プロセンダー」が非常に面白いと感じたのは、クッションボールを挟んで潰すようにスイングすると、両腕の間に力の拮抗が生まれることです。結果として、慢性スライスやプッシュアウトの元凶である「小手先でシャフトを寝かす偽物シャローイング」まで排除してくれます。

 近年よく聞く「シャローイング」とは、インパクトで適正な「やや浅い」入射角を作ること。

左右の手首でクッションボールを潰しながらスイングすると、アウトサイドイン軌道だけでなく「間違ったシャローイング」を排除してくれる
左右の手首でクッションボールを潰しながらスイングすると、アウトサイドイン軌道だけでなく「間違ったシャローイング」を排除してくれる

 トップからダウンスイングで右手首の角度を保ったまま、ヒジを伸ばしてインパクトに向かうことで手元が低いインパクトになります。クッションボールを潰すようにするだけで、「難しいこの動き」を習得できるように促してます。

 PGA選手の愛用者が多いだけあって、「間違ったスイングを排除する」ように作っているところに斬新さを感じました。

 アメリカのインストラクターは「秒で解決」や「誰でも簡単」といった言葉を使わず、「まず3カ月続けてみてください」が主流です。

「プロセンダー」も同様で、非常に高価ではありますが、自分でコツコツ努力する人には「きちんと成果が出る」練習グッズになっていました。

【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。

【写真】「振る系」人気練習器具! 「フレループ」と「うねり棒」の使用方法と効果をチェック

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上がうねり棒で下がフレループ
正しいプレーンで振れると気持ちよく振り切れますが、プレーンから外れると違和感がある「フレループ」
手元が浮いてしまったり、切り返し後にクラブが寝過ぎたりすると違和感がある「フレループ」
肩をタテに回しながらテークバックして、切り返し後はクラブが自然に少し倒れてからインパクトを迎える感覚が分かる「うねり棒」
「うねり棒」は両端を持って振ることで肩のタテ回転を意識しやすくなる練習もできる
左がフレループで右がうねり棒。構えてみるとうねり棒のほうが短いことが分かる
剣道の小手のようなパーツとリストバンド&クッションボールという3つのパーツで構成された「プロセンダー」。それぞれ単体でも使える総合的スイング練習グッズ
バックスイングの中盤からトップにかけて「プロセンダー」の小手に右手が収まれば、右手首が背屈。結果として、左手首が真っすぐな「フラットレフトリスト」になる
左右の手首でクッションボールを潰しながらスイングすると、アウトサイドイン軌道だけでなく「間違ったシャローイング」を排除してくれる
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