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- ヘッドスピードが速くなくてもボール初速がメチャ出せる! タイトリスト「GT2&GT3ユーティリティメタル」を全ロフト試打
「GT」ドライバーシリーズが人気のタイトリストから2025年1月、「GT2」「GT3」という2機種のユーティリティメタルが発売になりました。インドアゴルフレンジKz亀戸店・筒康博ヘッドコーチに両モデルの全ロフトを試打してもらい、それぞれの特長や対象ゴルファーなど探りました。
高い慣性モーメントだから芝の上からミスなく打てる
タイトリストから「GT2ユーティリティメタル」と「GT3ユーティリティメタル」という2タイプのユーティリティーが発売になりました。

ドライバーなど他のウッド系クラブに比べてヘッドが小さく、芝の上から打つことが前提となるのがユーティリティー。だからこそ、よりいっそうショットの安定性が求められます。そして、慣性モーメントをより高めたほうが安定感が増すというデータもあるそうです。
「GT2」「GT3」の両ユーティリティメタルは、より慣性モーメントを増やして安定性を向上させるために、トゥ&ヒールにウエートを装着。ミスヒット時の飛距離のバラツキや方向性のブレを最小限に抑えるヘッド性能を目指したそうです。
さっそく全ロフトを試打して、「GT2」&「GT3」ユーティリティメタルそれぞれの振り心地と特徴を探りながら、どんなゴルファーに合うのか判断していきたいと思います。
高い打ち出し角で簡単に飛ばせる「GT2」
まずは「GT2ユーティリティメタル」の試打の感想からお伝えします。ロフト角は18、21、24度のラインアップで、ショートウッド並みの打ち出し角と落下角度が得られる高弾道モデルになっていました。

特筆すべきは、グリーンを上から狙える弾道の高さがありながらも、非常にボール初速が出ていること。ドライバーでヘッドスピード40メートル/秒ちょっとしかない私が打っても、何と60メートル/秒近いボール初速が出たのです。
フェース面の大きなドライバーでも、ヘッドスピードの1.5倍のボール初速は高性能といわれますから、本当に驚きです。
特長をまとめると、シャフトの長さだけでヘッドスピードを出すのではなく、高い弾道と高いミート率で飛ばせるのが「GT2ユーティリティメタル」。ミスヒットに対する寛容性も非常に優れていて、フェアウェイウッドに自信がないゴルファーが安心して振れるので、相当な武器になることは間違いないでしょう。
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